スーツの小ネタ
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イタリア伝統の手縫いボタンホールをご紹介。クラシコ好きな方にお勧めです。
スーツを縫製する上で、手縫いかミシンかでスーツの仕上がり方は変わってきます。手で仕上げると柔らかく丸くなりますし、ミシンで仕上げると直線的で均一になりやすいです。 アームホールや襟等、曲線しかない箇所は特に手縫いの良さが伝わりやすい部分。反対に直線に近いスラックスの足筒部分はミシ...
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【ディティール信奉】なんちゃって総毛芯 (そうけじん) 仕立てのスーツをご存じですか?
オーダースーツに詳しくなってくると、よく聞く専門用語に“総毛芯”という物があります。フルキャンバスとも呼ばれる仕立て方法ですが、実は名前ばかりが先行してディティール信奉になり、中身が伴っていないケースが多くみられます。 本日は総毛芯や、それとよく対比される接着芯。総毛芯と言いなが...
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ガラスレザーのケアにはコードバン (馬のお尻革) 用クリーム【M.MOWBRAY モゥブレィ】
ガラスレザーという革を聞いたことがありますか? 名前自体は知らずとも、一度は目にした事がある革だと思いますので、特徴とお手入れ方法についてご紹介をしていきます。 ガラスレザーは、最も有名な国産靴メーカーであるリーガルが得意としている革であり、表面に樹脂状の膜を作ることで、...
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2021年も姫路のオーダースーツ店、EGRETをありがとうございました。〜ブログアクセスランキングで振り返り〜
本日、12月29日が2021年最終営業日のブログは、今年作った物で一番気に入っているゼニアのスーツをサムネイルにしてお送りしていきます。 今年もビジネス用のスーツから、結婚式のタキシード 、カジュアルジャケットやシャツ等、たくさんの方のお洋服に携えたこと大変感謝しております。たか...
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来年の春夏生地の仕入れが完了しました。最後はフォックスブラザーズ・ハリソンズ代理店。
姫路のオーダースーツ店EGRETでございます。 オーダーの世界では、次シーズンの生地は約半年前に仕入れを行います。生地サンプルを見せてもらう機関は11月から12月におこない、入荷はだいたい1月末から2月くらい。 生地サンプルは通常5cm角くらいなので、実際に仕上がる生地バンチより...
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【Q】5,000種類以上の生地の中からどうやって選ぶ? 【A】イメージしやすいツールがあります
オーダースーツは、フィッティング (サイズ感) × 縫製 ×生地 で構成されていますが、お客様がする最も重要な選択は“生地”ではないでしょうか。 一般的なスーツ店で数百種類の生地、当店では5000種類以上生地の数があります。全てご覧になられるお客様はいませんが、イメージに近い生地...
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冬に締めたくなるのは “素材感” のあるネクタイ。スーツに合わせて変えていくと楽しくなる。
ネクタイに限らず、スーツやシャツでもよく言うキーワードに“オールシーズン”というものがあります。 通年、何も気にせずに着用できるものは一見便利に思うかもしれませんが、当ブログを見てくださっている洋服好きの方からすれば厄介な言葉であったりします。 何にでも合うものは、逆にいうと何に...
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【礼服の流儀】●●があるとNG? 冠婚葬祭の黒スーツをプロが解説します。
『冠婚葬祭用の黒スーツが欲しい』 結婚式や式典といったフォーマルな場に着用するからこそ、ちゃんとしたオーダーをしようと当店でも大変よくいただくご依頼内容です。数えてみると、ブログを書いている現時点でもお渡し待ちの黒スーツが4着あったりします。 幅広いご年代の方にご依頼いただくこの...
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【クラシコ イタリア】2つの新モデルをご紹介 ~フィレンツェ・ナポリ~
クラシコ イタリア クラシコは、イタリアの格式高い伝統的なスタイルを指しており、クラシコを感じさせる柔らかな仕立ては、英国の鎧のようなスーツとは一線を画します。 どういったスーツを目指すかにもよりますが、空気を纏う美しいドレープのスーツはクラシコ イタリアそのものであり、お客様に...
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【スーツの基本】直当てアイロンのコツ “ちょい浮かせ” ~テカりの原因は摩擦によるものです~
毎日スーツを着用されている方であったり、前日に雨に濡れてしまった時、消えてしまいがちなクリース線。 クリース線とはスラックスの中央でプレスされた線の事で、クリース線によって縦のラインが明確となり、スタイルが良く見えキチンとした印象も強くなります。 格好良くスーツを着こなしていただ...
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【オーダースーツ】サイズの合った服 = “格好良い服”とは限らない3つの理由
オーダースーツはサイズがぴったり合うので着心地が良く、格好良い。 そんな耳ざわりの良い言葉をよく聞きますが、これ実はとてもレベルの高い話でして、、、サイズが合うからとイコール格好良いとは直結していきません。 本日のブログでは、サイズの合った服=格好良い服とは限らないというお話...
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【パンツの股上】3Pスーツでベスト付き、股上が短いと『ヤバイ』たった1つの理由
『パンツの股上は短い方 (ローライズ) が足が長く見えて格好良い』 10年程前までは、そういった言葉が雑誌を飾っていました。スキニーパンツが大流行し、その細さに合わせて、ローライズのパンツが主流になったわけです。 ファッション業界には“トレンド (流行) ”という概念があり、たく...
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車社会のコートといえば Giaccone (ジャッコーネ) 。『本場イタリアでも人気のアウターです』
イタリア語でジャケットはgiacca (ジャッカ)、コートはCappotto (カッポット)。 では、Giaccone (ジャッコーネ) は? アパレル用語はほとんどアメリカ英語ですし (フランス語のジレなんてものもありますが) 、イタリア語はあまり馴染みが無いかと思います。 さ...
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『仕立て映えする生地?』オーダースーツを作る上で考慮したい“2つの強み”を考える
オーダースーツに詳しくなってくるとよく聞く言葉があります。それが・・・ 『仕立て映え』 この生地は仕立て映えをする~といった使い方をします。 仕立て映えとは、“綺麗なシルエットの構築”を指していて、よく英国生地に対して使われる事が多いですが、英国生地=仕立て映えする訳ではあり...
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『オーダースーツがしっくりこない女性へ』姫路のスーツ店EGRETのレディース新ラインをご紹介します
スーツやジャケットを着られる女性にとって多い悩みが、、、 『しっくりこない・着られている感が出る』 というもの。オーダーしてサイズが合っているはずなのに、スーツだけが浮いてしまっている、そういったお声を頂戴します。 この原因は主に二つです。 ・形が古い事 ・フィッター (採寸者)...
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高級生地を使えば、格好良いスーツが出来る?『結論:逆に悪くなる可能性もある』
ゼニア、ロロピアーナ、アリストン etc... どれもイタリアを代表するブランド生地で、肌触りの良い光沢のある生地をメインで展開しています。所謂“高級生地”の代名詞といえるブランド群になります。 一般的な認識としては、 “高級生地を使用したスーツはとても格好良いスーツになる” そ...
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良い仕立てのスーツには 『イセ込み (いせこみ) 』 が多い?特徴と効果について解説
良い仕立ての条件として、“イセ込みが多い”というものがあります。 このイセ込みとは一体何なのか?イセ込みを入れる理由について詳しく解説していきます。 この内容をご覧いただく事により、スーツの構造についての理解が深まり、スーツ作りがより楽しくなりますので是非最後までご覧ください。 ...
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『目立ちたがりの息子様に』成人式のオーダースーツならDARROW DALE (ダローデール)
これから11月にかけて、20歳になる息子様・お嬢様をお持ちのお客様からご依頼が多くなるのが、成人式のオーダースーツ。 この機会が初めてのスーツになる方も多く、せっかくスーツを着るのだから良い仕立ての物をとご依頼いただく方が年々増えているように思います。コロナの影響により式典自体無...
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【2021 春夏】フォックスブラザーズのお勧め生地をご紹介『FOXのオーダースーツ・ジャケット』
FOX BROTHERS (フォックスブラザーズ) はフランネル素材を筆頭として秋冬生地を得意とするミル (織元) であり、英国の老舗生地ブランドです。 現在、CEOダグラスコルドー氏のもとミルとしての生地生産だけでなく、マーチャント (商社) としての生地作りもおこなっており、...
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【マニカカミーチャ】スーツのシャツ袖は本当に動きやすい? 『いいえ、違いますよ』という話
スーツスタイルは英国式、イタリア式、アメリカ式と3つに分けられる事が多いですが、その中でもイタリアは北のミラノ、中央に位置するフィレンツェ、南のナポリと微妙にスタイルが変わってきます。 地域が変われば、スタイルが変わるという事をあらわしています。 イタリア・ナポリは最も温暖な南に...
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【クールビズの正体】クールビズの是非と、省エネルックとの違いをスーツ屋が考察
クールビズは本来、地球温暖化対策の為に、室内や公共交通機関のエアコン温度を下げる為に打ち出されました。 服装自由化に伴い、政府としてクールビズを指示するのではなく会社や個人が委ねようというのが、2020年を最後に政府としてのクールビズ推奨を廃止した理由かと考えられます。 とは...
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【良い仕立ての条件】生地をスポンジングして型崩れしにくい美しいスーツに
本日はスーツの仕立て関する、マニアックなお話、【 スポンジング (縮絨) 】についてまとめていきます。 スポンジングは、普段スーツを着られている方やスーツの販売業者であってもあまり知られていない工程です。 スーツには意味のある工程が多数あり、諸々省いていくと作業量を減らして価格を...
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【職人の手仕事】手縫いのボタンホールでスーツは変わるのか?
一部のフルオーダーを除いたオーダースーツの工程のほとんどはミシンによって縫われています。 ミシンを使用する理由は、手縫いよりも短時間で仕上げられる事、職人の育成面においても手縫いより技術を習得する時間が圧倒的に短いからです。 ジャケットの背中心やパンツの股下等、ミシンの方が強...
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【2021-22年】成人式のオーダースーツ選び・色や生地選びをプロが徹底解説!
“成人式”は一生に一度の晴れの舞台であり、人生の節目でもある特別なイベントです。 男性であれば、成人式で初めてちゃんとしたスーツを着るという方も多いと思います。 しかし、こんな疑問が湧いてこなかったでしょうか? 『どういうスーツを選べば良いの?生地の色やサイズ感はどうしよう?...