姫路のオーダースーツ店 - ごあいさつ

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本ホームページにお越しくださり、誠にありがとうございます。
姫路のオーダースーツ店 EGRETの鳥形 仁哉 (とりかた じんや) と申します。
よく 「珍しいね!」 と驚かれる苗字だけでも覚えて帰ってくださると幸いです。

第一章
スーツとの出会い

ファッションに目覚めた18歳の夏

今でこそ、年中無休で自社製スーツに身を包んでいる私ですが、十数年前の少年時代までさかのぼると、髪型にも服装にも気を使わない "クラスで目立たない控えめなキャラ" でした。そんなある夏の日の放課後、少年・鳥形がファッションに目覚めて夢中になるきっかけが訪れます。

出典:www.wwdjapan.com

学校帰りに立ち寄った姫路の "うかいや書店" で手に取った 「FASHION NEWS」 という雑誌に掲載されていた "Dior homme" のデザイナー "エディ・スリマン" の写真が目に飛び込んできて、純粋に 「なんてカッコいい服装なんだ!」 と、その全身真っ黒の独特なスタイルに衝撃を受けたのです。

何の知識もなかった私は、Dior homme (ディオール・オム) を "ディオール・ホメ" と呼ぶ程のファッション音痴。書店に並ぶ雑誌を片っ端から読み漁っては、見よう見まねでコーディネートした服装で、姫路や神戸のお洒落なショップ巡りをする日々が始まります。今思えば 「よくあんな格好で歩いてたな」 と赤面してしまいそうですが、少年・鳥形は自分のことを "ファッショニスタ" だと信じて疑いませんでした。

後に進路を考える時期が訪れ、そのままの勢いで服飾の専門学校に通う決断をしました。学校での3年間は、デザインやパターン、縫製について学び、最後の学生コレクションではユニバーサルデザインを打ち出し、地元の新聞に掲載されたのは今でも良い思い出です (写真撮っておけばよかった)。

セレクトショップでの経験

姫路セレクトショップ PERFETTO

大阪のパターン会社でインターンを経て、地元兵庫県姫路市にある 「PERFETTO (パフェット)」 というインポート中心のセレクトショップに入社します。いかにも玄人好みの内装で、個性的な社長が経営する個性的な店舗でした。

アパレル業界では珍しい体育会系のノリに馴染めず、何度も退社を考えましたが、そこを思いとどまれたのは服やファッションに対する想いと、社長の仕事に対する熱量と、厳しさの裏にある優しさによるものでした。突拍子もないアイデアを持ってきては即実行する行動力と、ネットワーク構築の幅広さ、強いリーダーシップを発揮して社員を引っ張ってくれる姿に強く影響を受けました。

残念ながらPERFETTOは閉店してしまいましたが、社長には大変お世話になり、ファッションについてはもちろん、社会人として、男としての在り方を教えてもらえたことに大変感謝しています。※ちなみに、現在でも 「ブティックパフェット」 と検索すると、若かりし頃の私の写真が出てきてしまいますので、絶対にこのリンクを押さないでください。

初めてのオーダースーツ

さて、インポートブランドが中心だったPERFETTOでは、一部で (月1~2着程の注文でしたが) オーダースーツを展開しており、学生時代にパターンや縫製を学んだ私にとって、わずかながらの知識や経験を活かせる場として、並々ならぬ楽しさとやりがいを感じていました。インポートブランドもオーダースーツも素晴らしい製品である点は同じですが、"店が仕入れたものを売る" のと "お客様のイメージを形にする" のでは、やはり明確な違いがあったのです。

かく言う私は身長166cm、チェスト86cm、体重60kg程の小柄な体型で、店舗で取り扱うインポートブランドのサイズが合わないことも多い中で、初めて自分自身でオーダースーツを作る機会がやってきました。「あれ?俺ってこんなにスタイル良かった?」 仕上がったスーツを着て鏡の前に立った瞬間に、これまでのモヤモヤや悩みが一瞬にして消え去ったことを、今でも鮮明に記憶しています。ただの自己満足にとどまらず、お客様や友人からの評価もとても嬉しいものでした。

18歳の時にエディ・スリマンがきっかけでファッションに興味を持ち始めたのと同じように、今度はスーツに没頭していったことは言うまでもなく、いつからか自然と 「スーツ (しかもオーダースーツ) に携わる仕事がしたい」 と考えるようになりました。

第二章
EGRETのオープン

EGRETという店名の由来

姫路 オーダースーツ店 EGRETの店内

その後、大阪・梅田の某百貨店での経験 (なんとトップセラーになりました!) を経て、2019年9月に地元姫路でオーダースーツ店をOPENするに至りますが、なにせ生まれて初めての店舗経営ですから、何をするにも分からないことだらけで、いえ、そもそも何をすれば良いかも分かっておらず、「まずは店舗名を考えよう」 ということで、悩みに悩んだ末に 「EGRET (イーグレット)」 と名付けました。

お気付きかもしれませんが、EGRETは "白鷺 (しらさぎ) " の英語名です。白鷺は姫路市の "市鳥" で、江戸時代初期に建てられた姫路城は別名 "白鷺城" と呼ばれていた程の歴史ある鳥から名前をいただいたからには、姫路から全国に羽ばたくオーダースーツ店を目指す所存です!

余談ですが、姫路にはEGRET以外にも白鷺にまつわる店舗名や企業名がたくさんあります。もし間違えて検索エンジンから本ページに辿り着いてしまった方も、これも何かの縁ですから、よろしければ他のページもご覧になっていってください。

姫路にこだわった理由

姫路駅から駅南大路を歩き店舗に向かう鳥形

上述のとおり、EGRETのオープン直前まで大阪・梅田に勤務していたこともあり、お客様からよく 「どうして大阪じゃなく姫路に店舗を構えたの?」 というご質問をいただきます。

おかげさまで大阪にも贔屓にしてくださるお客様がいらっしゃいますし、梅田界隈はスーツ人口が非常に多く、カフェに入るとビジネスマンだらけです。ゆくゆくは多店舗展開していきたい願望はありますが、まずは地元・姫路から出発しようと決めていましたので、これについては特に迷いはありませんでした。

姫路と大阪では市場規模の差はあるものの、逆にお客様一人一人と向き合って取り組める点では、むしろ私にはこちらの方が向いてると感じていますし、何よりも "昔からお世話になりっぱなしの姫路でひと花咲かせたい" という想いで起業しましたので、これからその目標に近づいていきたく思っています。

第三章
あなたにお伝えしたいこと

オシャレを楽しみましょう!

最後に、少し男同士のお話しをさせてください。

あなたは、奥様、恋人、女友達、周りにいらっしゃるステキな女性のように、「自分をより輝かせよう!」 とか 「誰かに褒められたい!」 と意識して、日々のオシャレを楽しんでいますか?「男は中身だよ!」 という声が聞こえてきそうですが、もちろん私も中身が大切だと思っています。一方で、昔から "花も実もある (中身と外見を兼ね備えていること)" と言うことわざがあったり、近年では 人は見た目が9割/竹内一郎 がベストセラーになりました。"中身が大切=オシャレは不要" ではなく、どちらも両立させることが現代の価値観ではないでしょうか。

とは言え、女性と比べて男性の装いには色々な制約があることもたしかです。特にビジネスシーンでは、派手な髪色やアクセサリーはNGですし、化粧やネイルの習慣もありません。つまり、ほぼ "実用品" の範囲で楽しむのが男性のルールです。私たちに許されるアイテムは数える程で、眼鏡、腕時計、靴と鞄、そしてその中心的な役割を果たすスーツです。限られたアイテムで自身のアイデンティティを高めるのが、男性にとってのオシャレの基本です。

そんな "実用品" であり "趣向品" ともなるスーツだからこそ、より上質なものを、よりお気に入りのものを!とある統計によると、男性の (正しい着こなしの) スーツ姿は、普段着の3割から5割増しでカッコ良く見えるそうですよ。

あなた史上、最高の装いを。

私の写真ばかり出てきて大変恐縮ですが、EGRETはオーダースーツを通じて "あなたの装い" をアップグレードするお手伝いをします。仕事帰りにちょっとオシャレなレストランに足を運ばせてくれるような、あなたのお供にピッタリな1着を新調してみませんか?決して安いお買い物ではありませんが、末永くご愛用いただくことを想定してお作りするEGRETのオーダースーツは "ご自身への投資" に最適と自負しています。

私が少年時代にファッションを好きになったように、数年前に初めてのオーダースーツで感動したように、もしEGRETが "あなたの何かのきっかけ" になれることがあれば、それは私にとって最高の喜びです。そして、その喜びをあなたと共有出来ることが、EGRETの存在価値だと思っています。最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。まだまだお伝えしたいことはたくさんありますので、この続きは店頭にてお話ししましょう!それではご来店をお待ちしています。

EGRET 代表者
鳥形 仁哉

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