【最大29cm】足の大きなお客様にも高級靴を。実は自分が思うより足のサイズは小さい件
足のサイズはいくつくらいですか?とお聞きすると実際よりもかなり大きなサイズを言われることが度々あります。スニーカーの緩いサイズ感に慣れられている方であったり、もともと大きめサイズの靴が好きな方は多いです。
革靴の基本のフィット感でいうならば、お好みこそあれ、靴紐を解かずに着脱できるサイズは明らかに大きすぎます。
当店のパターンオーダー靴は、縦と横の寸法を調整してお作りします。履いた時に踵が余ったり、歩くと踵が逃げるようだと縦のサイズに誤りがあるということです。
まず、ボールジョイント (親指の付け根にある一番横幅が広がっている位置) で縦のサイズを合わせてから、足と靴とが当たる箇所を調整していき木型を修正します。ボールジョイントを合わせることで、踵から土踏まず部分に入っているロングカウンター芯でホールドすることができ履き心地が良くなります。
あくまでパターンオーダー靴なので足の形合わなければ難しいですが、9割以上のお客様の足に合わせてお作りできます。
当店のパターンオーダーのメリットとして、“格好良い靴”、“相対的に安く”作れることだと自負しております。
日本人の足でゆとりを完全にとった靴は格好良さからは離れてしまいます。
パターンオーダーはベース靴の格好良さが全てです。コッペパンのような寸胴な靴は全てのお客様の足で履くことができるのかもしれませんが、格好良くないと意味がないです。スーツも同じで体型に合うだけでなく、格好良く見えないと勿体ないです。
踵は丸く、土踏まず部分は適度にくびれ美しいアーチを描く格好良い靴が自分サイズでお作りできます。
この靴は最大サイズの11 (29cm) のサンプルですが、サイズが大きくなってもくびれは変わらりません。サンプル靴はあまり良い革を使っておりませんが、それでもシルエットの美しさはお分かりいただきやすいのではないでしょうか。
こちら、私の足との比較 (新品の靴下でなくすみません<(_ _)> )。
私、身長からいうと足が大きめで7 (25cm) ですが、それでも大きさの違いがしっかりとでております。
この計測器は海外の物で表示からマイナス0.5~1cmしたものが正しいサイズです。
5 (23cm)
5.5 (23.5cm)
6 (24cm)
6.5 (24.5cm)
7 (25cm)
7.5 (25.5cm)
8 (26cm)
8.5 (26.5cm)
9 (27cm)
9.5 (27.5cm)
10 (28cm)
10.5 (28.5cm)
11 (29cm)
価格は仕様によって異なりますが、仏アノネイの一番良いグレードに等級される革を使って、9万円前後のお客様が多いです。
縫製を国内でも有数の某ブランド靴を作っているファクトリーにお願いして、これだけのクオリティでこの価格というのは10万円いかない靴では屈指のものです。是非EGRETのオーダー靴をご体感ください。
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【革の工房見学】姫路黒桟革 (ひめじくろざんがわ) の坂本商店へ行ってきました。
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