冬に締めたくなるのは “素材感” のあるネクタイ。スーツに合わせて変えていくと楽しくなる。
ネクタイに限らず、スーツやシャツでもよく言うキーワードに“オールシーズン”というものがあります。
通年、何も気にせずに着用できるものは一見便利に思うかもしれませんが、当ブログを見てくださっている洋服好きの方からすれば厄介な言葉であったりします。
何にでも合うものは、逆にいうと何にでも (完璧には) 合わないものとなるわけで。洋服を楽しもうとする方からするとオールシーズン使える洋服というものは、選ぶと勿体ないと言えなくありません。
本日のテーマであるネクタイもそうです。
1年中使えるものという認識でなく、この季節にはこのネクタイという風に選んでいただくと、(一見非合理的に見えますが) 、洋服が楽しくなるのは請け合いです。
冬のネクタイはどう違うの?
上下でタイプの違うネクタイを並べました。
冬に締めたくなるネクタイというのは、、、下です。ネクタイの基本の素材はシルクであり、それは季節によってほとんど変わらず。変わるのは使用する糸の太さや織り方です。
秋冬に着用されるスーツ同様に、ネクタイも糸は太くしてざっくりとした織り方にして厚みを出した方がバランスが取りやすくなります。
細かい織りと、綾目が見えるざっくりとした織り。フォーマル度が高くなるのは前者ですが、冬に着用するスーツに合わせると寒々しく感じるかもしれません。スーツの素材の傾向に合わせる事で季節感が生まれ、より格好良くスーツスタイルを構成する事ができるのです。
こんなシルク×カシミヤの素材を使うのも素敵ですね。
こういうイメージの服装がしたい!何を着たら格好良いか分からない!そんなお悩みをお持ちの方は、是非一度お問い合わせください。洋服は楽しいものです。
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