鳥形の私物紹介
鳥形の私物紹介
『40年後も愛せる一着を』クラシックなコートを仕立てる件。
「40年以上愛用しているコート」 とあるファッションメディアに掲載されていた、イギリス国王チャールズ3世の装いに強く心を打たれました。 流行を越え、自分の人生に寄り添い続ける一着。そんなコートを、私自身も仕立ててみたい。そう思い立ち、自分用のコートづくりがスタートすることとなりま...
鳥形の私物紹介
新しい黒靴、考え中です。
日々スーツに袖を通していると、ふと「やっぱり足元が引き締まる黒靴を、もう一足くらい欲しいなぁ」と思う瞬間が訪れます。 靴棚にはすでに収まりきらないほどの靴があるというのに。それでも何度もその衝動がやってくるのです 笑。 (一部の靴好きはそういう生き物です。もはやムカデでございます...
鳥形の私物紹介
【鳥形の私物】1965年製のアンティークウォッチ。スーツスタイルに欠かせない時計について。
スーツスタイルを語るうえで、時計は欠かせないアイテムのひとつです。 今や誰もがスマートフォンを持つ時代において、時計は単に時間を確認するための道具ではなく、装いを引き立てる“最後の仕上げ”としての意味合いを持つようになったと感じています。 スーツの生地や仕立てと同じように、腕元に...
鳥形の私物紹介
経年変化で味が出る。5年目の革靴に見る、EGRETのオーダーシューズの価値。
装いにこだわるようになると、自然と目が向くのが「足元」です。どんなに美しいスーツを身にまとっていても、靴とのバランスが整っていないと、どこか物足りなさを感じてしまう。そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 EGRETでは、お客様の装いをトータルでご提案したいとい...
鳥形の私物紹介
【SAVILE CLIFFORD】サヴィルクリフォードの春夏の顔といえるウールリネン (但し分厚い) でスーツを作りました。
楽しみにしていた私物のスーツが仕上がってきました。使用しているのは、1899年創業で、英国ハダースフィールドに拠点を持つSAVILE CLIFFORD (サヴィルクリフォード) のウールリネン生地です。ウールリネンなので一般的には春夏のイメージが強いかと思いますが、目付は420g...
鳥形の私物紹介
【H.LESSER & SONS】仕上がり例① クラシカルなダブルブレステッドのオーダースーツ
仕立て服の聖地として名高い英国サヴィル・ロウ。その中でも特に信頼を集めるメーカーがH.LESSER & SONS (Hレッサー&サンズ) です。日本のテーラーの間でも、スーツ生地として最高品質との評価を受けることが多く、硬さと堅牢さの中に原毛のしなやかさを併せ持つ独特のクオリティ...
鳥形の私物紹介
【幻の革?】Baker's RUSSIAN CALF (ベーカーズ ロシアンカーフ) のオーダーローファー
革靴をお求めになる際に、革の種類まで拘られるのは、よっぽどの靴好きです。希少革のなかには、既製品では見ることのないユニークなものもあり、靴の個性が一層引き立ちます。代表格では革のダイヤモンドと呼ばれるコードバン、高級レザーの代名詞クロコダイルなどですね。その中でも幻の革と呼べるの...
鳥形の私物紹介
【BEIGE JACKET】イタリア製グレージュカラー生地のオーダージャケット
ビジネスでお使いなられるスーツにおいて、基本となる色味はネイビーかグレー。それに対してオレンジやブラウンの色味はカントリー、カーキやグリーンの色味はミリタリーを由来しており、スポーティな洋服に使われる色味です。これらは同じ色味であっても彩度が強いもの、グレイッシュなもの、明度が高...
鳥形の私物紹介
【BLACK SUIT】SMITH WOOLLENS “DRESS & FORMAL”
本日はEGRETの2024年最終営業日。お渡しからご依頼まで多数のご来店をいただき誠にありがとうございました。年末年始は8日間店舗を休業し、2025年1月7日 (月) 11時より営業再開いたしますので、ご不便をおかけいたしますが、来年もよろしくお願いいたします。 さて、2024年...
鳥形の私物紹介
【BESPOKE】手縫いによるオーダースーツのご紹介。
8月にブログでアップしていた自分用の仮縫いスーツ。修正を加えて仕上がってまいりましたのでご紹介いたします。当時のブログはコチラから。 >>フルハンドメイドオーダーの魅力について。 まずはディティールから見てまいります。段返り三つ釦でクラシカルな仕様のジャケットに、ベストは...
鳥形の私物紹介
ニットで合わせるオーダースーツはスポーティな素材で。~フランネル・コットンetc...~
冬の寒い時期になると、共布のベストの代わりにインナーダウンをコーディネートされている方を見かけることがあります。確か、10年ほど前にイタリアのブランドHERNOが先駆けて展開したのが始まりだと記憶しています。 ただ、本来のクラシカルなコーディネートを考えると、一般的な梳毛のスー...
鳥形の私物紹介
【3年目】英国製ツイードのジャケットとホイップコードのトラウザーズの冬コーディネイト。
まだ12月にもなっていないというのに、思わずコートに手が伸びるほどの寒さが続いています。今年の1月や2月は、さらに厳しい寒さになるのでしょうか。そう考えると少し身震いしてしまいますね。昨年の冬はどんな服装でこの寒さを乗り越えていたのか、不思議に思う今日この頃です。 さて、本日も鳥...
鳥形の私物紹介
【鳥形の私物】フランネルのスーツが大活躍する時期がやってまいりました。
暖冬が多かった例年に比べて、今年は寒くなるのが早いように思います (気のせいかもしれませんが 笑 ) 。3シーズンやオールシーズン向けと呼ばれる生地のスーツは、汎用性が高く使い勝手の良いものですが、少し着数が増えられた方や所謂洋服好きといわれる方にとって、冬にしか着れないフランネ...
鳥形の私物紹介
【YUICHI TOYAMA の黒縁メガネ】メガネ工房ノイエさん
久しぶりの私物紹介コーナー。本日は当店でお仕立てしている洋服ではなく、先日購入したメガネが良かったためご紹介します。 コンタクトをしていた時期、かかりつけの眼科の先生に『目が弱っているのでメガネにしなさい』と言われ、心配性でそこからメガネ生活な店主です。洋服とメガネの相性は良く、...
鳥形の私物紹介
SMITH WOOLLENS “ ORIGINAL SOLARO (オリジナル ソラーロ) ” を使ったオーダースーツ
オーダーを成功させる一つのポイントにどの店舗で誰に作ってもらうか?があります。パターンオーダーであったとしてもそれぞれの体型に合わせたスーツをお作りするのには、知識と経験、感覚がものをいいます。体型のクセに合わせて作るだけでなく、お客様がより格好良く見えることが大切です。 クラシ...
鳥形の私物紹介
タフに使えるスーツを作るなら MARLING & EVANS (マーリン&エヴァンス) の3PLYがハマります。
姫路のオーダースーツ店EGRETでは一万種類以上の生地を取扱いしており、一部を除いて同じ生地はありません。その一部は織元が同じでマーチャント違いといったもので、それも1、2類程度とわずかです。同じように見えて違いのある似寄りのものから、その生地ならではの独自性が強いものまでさまざ...
鳥形の私物紹介
【私物】SMITH WOOLLENS “ORIGINAL SOLARO” のスーツスタイル ~BEIGE × SAX BLUE~
数百年と続く仕立ての世界において、名作と呼ばれる生地がいくつか出てきています。DORMEUILのSUPER BRIO、SPENCE BRYSONのPURE LINEN、WILLIAM HALSTEADのMOHAIR 等々。本日ご紹介するSMITH WOOLLENS (スミスウール...
鳥形の私物紹介
DORMEUIL “RISING SUN” × CANONICO “21μ TROPICAL” 春夏のジャケパンスタイル
本日は自分用に仕立てた洋服のご紹介。昨年春に仕立てたもので、とても気に入っていております。うっかりしておりブログに掲載しておりませんでしたので、改めてご紹介させていただきます。 流行を追わない事で新しさは少ないかもしれませんが、代わりに古くなる事もありません。新しいという事は逆説...
鳥形の私物紹介
【リネン沼の世界】春夏にコーディネイトしたくなるリネンのシャツが仕上がりました。
オーダーを重ねていくと通年使いできるものだけでなく、“季節のもの”が欲しくなるのは洋服好きあるあるです。 既製品の考え方とも重なる部分があり、大多数で着れるサイズ設計にするとあらゆる箇所を甘めのサイズで作る必要があり、完全には誰にもフィットしない洋服になります。フルオーダーにしろ...
鳥形の私物紹介
“手縫いのプレステージオプション”を使ったオーダースーツ 【名作 FOX BROTHERS “FOX AIR”】
姫路のオーダースーツ店EGRETでは、MTM (メイドトゥメジャー) とBespoke (ビスポーク) の取扱いがございます。それぞれパターンオーダー (イージーオーダー) やフルハンドメイドオーダーと呼ばれるこれらは、お客様のご要望に合わせてお選び頂いております。 本日はMTM...
鳥形の私物紹介
【DRAGO “SKYFALL”】ラグジュアリーなのにスポーティSuper180'sのオーダースーツ
気付けば3月も中旬に差し掛かり、昼の日差しは春を感じるようになってきました。気温でいいますとフランネルのスーツを着用していても問題ないかと思いますが、春気分の店主は次の休みの日にでもクリーニングへ出して衣替えをしようかと思っています。 クリーニングには全く出さないという方もいらっ...
鳥形の私物紹介
【ZEGNA “CASHCO”】カシミヤをブレンドしたラグジュアリーなコットンスーツの世界。
コットンスーツ、それもチノクロス生地を使ったものと聞くとどんなイメージがあられるでしょうか?チノパンのようなバリっとして固いイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。 Ermenegildo Zegna (エルメネジルド ゼニア) が作るCASHCO (カシコ) はそんな想...
鳥形の私物紹介
【鳥形私物】SCABAL “CLASSICS” を使った三つ揃いスーツ
仕立ての世界ではよく言われている事ですが、1着目のご依頼よりも2着目、3着目...と回を重ねるごとに自分に合ったスーツに完成度が高まっていきます。難しいのは、一つを修正するとそれに付随して別の問題が出てくる場合があるところです。もう何十着と仕立てている自分用のものであっても、生地...
鳥形の私物紹介
【鳥形の私物】ホワイトデニムトラウザーズは万能につき。
紳士服の歴史はカジュアル化の歴史であるとは、当ブログでもよく取り上げています。タキシードは本来カジュアルに着用するために作られた洋服でありましたが、現代において着用機会のそう多くないフォーマルウェアになった事からも分かります。 スーツも同じように、ビジネスの基本服だった時代から着...