スーツの小ネタ - 2022年度もありがとうございました!! ～今年のブログアクセスランキング～

2022.12.282022年度もありがとうございました!! ～今年のブログアクセスランキング～

本日2022年12月28日を持ちまして、2022年の営業が終了いたしました。

1年間あっという間でしたが、たくさんのご依頼をいただき、お客様のワードローブ・お洋服に携わる事ができました。

2019年に店舗をオープンした次の年から新型感染症が蔓延してほとんどご依頼が無くなった時期もありました。その頃を考えると今こうして充実した日々が送れているのは大変有難い事ですし、お客様に感謝しております。まだまだ注意しなければいけない時期ではありますが、これからもっと明るく楽しい洋服ライフ、またファッションをお客様と一緒に過ごす事ができましたら嬉しく思います。

さて、今年一年振り返ってみるとスーツ以外のジャケットやパンツ単品のご依頼も多くなった年のように感じます。着用している人をより立派に見せるスーツスタイルは欠かせないものですが、少し肩の力が抜けたジャケパンスタイルもご普段からもファッションを楽しんで頂ける洋服です。

夏なら麻やモヘア、冬ならフランネルやカシミヤといった季節感ある洋服を好まれるお客様も増えてきました。誰かが作った流行を追うのではなく、スタイルとして洋服を選んで楽しむ。時計や車といったものと同様に、気分が上がったり着ているだけで楽しくなるような洋服を今後もEGRETはお作りしていきます。

本日のブログは2022年にご覧頂いた当ブログ記事のアクセスランキングを見ながら1年間の締めとさせていただきたいと思います。1位のページビュー数 (閲覧した人の数) 11,937 と洋服屋のブログでは中々ご覧頂いている方ではないでしょうか。アパレルの知人に好意的な意味でブロガーだと揶揄されております (笑) 。

ただ服が好きな服屋なだけなのですが。

10位　2020.04.29　【JFKのスーツ戦略】アメリカ大統領が赤ネクタイを好む理由

バイデンさん始め、過去のアメリカ大統領選挙戦において勝負カラーとして紺色のスーツに赤いネクタイを締める事が多いのは、星条旗カラーというのもあり好まれています。一番初めに赤ネクタイを締めたと言われるジョン F ケネディ氏はなぜ赤ネクタイを選んだのか？という内容です。

https://egret-suit.com/blog/colun/20200429.php

9位　2021.02.06　William Halstead (ウィリアム･ハルステッド) 本場英国の春夏モヘアコレクション

ランクインしたブログはほとんどが“スーツの小ネタ”カテゴリでしたが、ウィリアムハルステッドのみブランド紹介の内容です。ハリとコシがあり、ウールと一緒に織ると独特のシャリっとした質感になるモヘアが年々注目されているからでしょうか。

https://egret-suit.com/blog/news/20210206.php

8位　2020.11.10　脱いでから語れる、ベストの背中【裏地に拘ると着心地と美しさが変わります】

ベストのレコメンド記事。スーツを正式に着こなすのであれば外せないベストの裏地にも拘ろうという内容です。

https://egret-suit.com/blog/column/20201110.php

7位　2020.11.01　【ダブルスーツの種類】6釦2掛けと6釦1掛けの違い

日本のビジネスシーンでは少しハードルの高いダブルも、職場の服装自由化やセレモニー需要の影響もありご依頼いただく事が増えています。6釦2掛けと6釦1掛けの違いを解説しています。ボタンの返り位置によって印象が大きく変わってきます。

https://egret-suit.com/blog/column/20201101.php

6位　2021.07.31　良い仕立てのスーツには 『イセ込み (いせこみ) 』 が多い？特徴と効果について解説

マニアックな内容ほどよくご覧頂いているように思います。何故袖にイセ込みが必要なのか解説している当ブログ。読み返してみましたが、手前味噌ながら中々面白い内容でした (笑) 。

https://egret-suit.com/blog/column/20210731.php

5位　22.05.14　ノーネクタイのシャツは【３つの襟】〜レギュラーカラーだとチグハグに～

クールビズ期間という事で、ノータイ時のシャツの選び方を解説しています。

https://egret-suit.com/blog/column/20220514.php

4位　2021.03.06　サイズの大きなスーツが動きやすいという嘘。 (結論：アームホールは小さい方が良い)

服好きの間では常識となっているアームホールが大きすぎると動きにくいです、という内容を書いています。MTMの場合ある程度仕方がない部分もありますが、袖の鎌を上げて動かしやすくした方が良いと思います。

https://egret-suit.com/blog/column/20210306.php

3位　2022.01.31【ディティール信奉】なんちゃって総毛芯 (そうけじん) 仕立てのスーツをご存じですか？

ネットには情報が溢れているため、ワード単体でスーツの良し悪しを判断しがちになっているように感じます。なんちゃって総毛芯もその一つです。

https://egret-suit.com/blog/column/20220131.php

2位　2020.06.15　カラーステイをご存知？シャツに付いている透明の棒を捨てる前に考えること

カラーステイというニッチな内容でありながら、使い方をあまり知らない方も多かったためかアクセスが多いブログになりました。

https://egret-suit.com/blog/column/20200615.php

1位　20210703　【スーツの袖口】本切羽 (ほんせっぱ) は実は高級でない？開き見せとの違いについて

オーダースーツの代名詞である本切羽について纏めたものが一番ご覧頂いております。個人的には好きな仕様ではありますが、それが高級であるかどうかは別物ですという内容です。詳しくは是非ご覧ください。

https://egret-suit.com/blog/column/20210703.php

いかがでしたでしょうか。2022年1月1日から12/27日までのアクセス数ランキングという事で、2021年以前の記事がほとんどで今年書いたものが2つだけという、、、寂しい結果となってしまいました。とはいえ、たくさんの方に見られる事が全てではありませんので、お客様に面白いと思って頂ける内容を2023年はもっともっと書いていきたいと思います。

2023年もご愛顧賜りますよう、一層の精進をしてまいります。来年もよろしくお願いいたします。