「つくってもらう」を通じて見えた、“自分に合う”ということ。めがね舎ストライクでオーダーメガネを作りました。

普段はスーツを仕立てる側の私ですが、今回は“仕立ててもらう側”になってきました。
お世話になったのは、神戸にあるめがね舎ストライクさん。オーダーメガネをお願いして、先日ついに完成してまいりました。
見た目の良さもさることながら、かけた瞬間、自分の顔に合わせて作ってくれたことが分かりました。“モノを作る人”としても、“着る人”としても、とても新鮮な体験でした。
聞かれる側になるという体験

最初の来店は、2か月前の8月半ば。
EGRETのお客様からストライクさんでメガネをオーダーされた話を伺ったのが、興味を持ったきっかけでした。
来店後まず、「どういうメガネを持っているか」「どんな印象を出したいか」などを丁寧にヒアリングしてくれました。
普段は自分が“質問する側”なので、逆に聞かれるのは不思議な感覚です。また、既製品のメガネを選ぶときは、いきなりかけ比べて“なんとなく自分に合うもの”を選んでいましたが、今回は違います。なりたいイメージに合わせたモデルを選び、そこから自分に合わせていく。そんなプロセスを丁寧に踏んでいきます。
この時間がとても居心地よく、EGRETでも大切にしている“対話の時間”の大切さを、改めて感じました。
顔を測りながら、ハイボールを飲む私


私は少し頭が大きめでして、テンプル部分が食い込んで痛いこともあり、メタルフレーム (もしくはテンプルメタルのセルフレーム) ばかりを選んでいました。
今回もコンビのものにしようかと考えていましたが、お店の方のすすめもあり、「顔に合わせるのだから」とセルフレームという普段選ばないスタイルをご提案いただきました。
私も「せっかく合わせてつくるなら」と思い切ってセルフレームに挑戦。
モデルを決めたあとは、顔の幅や目の位置を測ってもらいながら、細やかに進行していきます。


オーダー時にはドリンクが付いており、夜ということもあって私はハイボールを選びました。
(本格的なバーが併設されていて、大変美味でございました。内緒ですが、追加料金を払って2杯目もいただいています。笑)
こうして自分の輪郭に合わせて形が決まっていく過程は、まるでスーツのフィッティングのようで、ワクワクしました。
仕上がった際のわくわくとドキドキ


そして2か月後。連絡をいただき、その足でお店へ伺いました。
かける前の瞬間って、ワクワクとドキドキが入り混じりますよね。鏡を見る前に、最後の微調整をしてもらい、いよいよ仕上がりです。


仕上がったメガネをかけた瞬間、ああ、これがオーダーするということなんだとわかりました。ストライクさんが提案する“自分に合ったメガネ”の条件、真ん中に目がくるように設計するという考え方。その意味を、実際にかけてみて理解しました。
既製品との違いを体感し、しばらくかけながら気になる点をブラッシュアップ。次回もまた、オーダーしてみようと計画しています。
妻からは「求心顔に見える」と言われたのを少し気にしている私ですが(笑)、このメガネはとても気に入っています。
次回は少しだけ横に寄せてもらおうかなと思っているのも内緒です。
いかがでしたでしょうか。ハイボールを片手に (ソフトドリンクもありました)、顔を測ってもらって、そんなちょっと特別な夜に、自分の“ものづくりの原点”を見た気がします。
服もメガネも、結局は“自分を整えるための道具”。
これからもEGRETでは、そんな一着をお届けしていけたらと思います。
鳥形の私物紹介の関連記事
鳥形の私物紹介【Kazamino | カザミノ】 2年待ちの私物オーダーバッグが手元に。
本日は、EGRETで取扱っていない私物オーダーのお話。 2023年10月にオーダーしていたバッグが、ようやく仕上がってきました。 2年と聞くと長く感じられるかもしれませんが、小規模でオーダーを受付している靴やバッグ業界ではよくあります。むしろ2026年1月仕上がり予定でしたので、...
鳥形の私物紹介【ネイビースーツ】6年を経て、自分のために仕立てた一着 ~英国製マットウーステッド 300g/m ~
気づけば、今年の9月で姫路のオーダースーツ店EGRETが7年目となりました。 4年後の10周年に向けて、そろそろお客様同士交流していただけるような、催しを開催しようかと計画しておりますがどうでしょうか? あまり大人数ではなく、おしゃれをして、美味しい食事を楽しみながらゆったり過ご...
鳥形の私物紹介6カ月待ちで仕上がった一足。イノシシとスウェードが織りなす異素材の調和がとれたオーダーシューズ
5月に発注していた自分用の靴が、ようやく仕上がってきました。 当店のオーダーシューズは、本来であれば3カ月ほどでお渡しできるのですが、現在はご注文が立て込んでおり、納期も約4カ月に延びてしまっています。お客様の靴を優先しているうちに、自分のものはつい後回しに。結果として、今回は半...
鳥形の私物紹介【鳥形の私物】同色異素材使いのオーダーシューズ ~BOX CALF×DAUPHIN~
昨日まで開催しておりましたオーダーシューズフェア。ご来店くださいました皆さま、誠にありがとうございました。 一部お時間が重なりご不便をおかけした点、あらためてお詫び申し上げます。靴の制作には 4〜5 カ月ほど頂戴いたしますが、どうぞ仕上がりを楽しみにお待ちいただければ幸いです。...
鳥形の私物紹介【私物紹介】HOLLAND & SHERRY (ホーランドシェリー) のオーダースーツ
本日より2日間 (2025年9月27日・28日) 、EGRETで「オーダーシューズフェア」を開催します (28日は18時ごろまで) 。 店頭には浅草の職人が立ち、フィッティングを担当。足の悩みや履き心地へのご要望、革の表情や色、細部にわたって直接ご相談いただける貴重な機会です。店...
鳥形の私物紹介【オーダーシューズ】黒のストレートチップだけでない、ビジネスでも使いやすい私物の茶靴をご紹介します。
今週末に迫ったEGRETのオーダーシューズフェア。 27日(土)、28日(日)ともに予約枠が残り少なくなってきております。店主と職人との2名体制ですので、ホームページの枠が埋まっていてもご来店いただける時間がございますので、お気軽にお電話にてお問い合わせください。 さて、...