【オーダーシューズ】黒のストレートチップだけでない、ビジネスでも使いやすい私物の茶靴をご紹介します。

今週末に迫ったEGRETのオーダーシューズフェア。
27日(土)、28日(日)ともに予約枠が残り少なくなってきております。店主と職人との2名体制ですので、ホームページの枠が埋まっていてもご来店いただける時間がございますので、お気軽にお電話にてお問い合わせください。
さて、本日はそんなオーダーシューズのお話。当店でオーダーいただく靴の多くはスーツに合わせるためにご依頼いただき、デザインでは黒のストレートチップ、ないしはプレートゥなどのフォーマル度が高いものが多いです。
しかし店主はオーダーしたのは茶靴が多いです。
黒のストレートチップは格調高く合わせるスーツスタイルにぴったりですが、街に溶け込むこなれた装いには茶靴も捨てがたいです。
こちらどちらも茶色の同じメーカーの同じ色味で作成したもの。茶靴の場合、経年変化による色味の違いがでやすいのも魅力のひとつです。
最初は確か同じ色味だったと記憶しているのですが、原皮の関係か、使用していた靴クリームの関係か理由は定かではありませんが色味が変わってきています。天然のものならではのその時のカラーがでるのは面白いですね。
内羽根のキャップトゥのこの靴は、シューレース部分を同色に染めたリザードを使用しています。
異素材使いであっても調和をしてほしい店主は、同色で合わせることが多いです。
外羽根でもスーツスタイルに合わせやすいUチップのこの靴。トゥの形をスクエア型にしておりシャープな印象を持たせています。
姫路に店舗を構えるEGRETだからこそ、姫路の新喜皮革のつくるコードバンで作成したのがこの靴。
ぽってりとしたイメージで作成したので、スーツというよりはジャケパンやカジュアルなシーンで合わせることが多いです。
最後にスエードにリザード、こちらも同色異素材使いしたローファー。スポーティなスーツやジャケパンスタイルに活用しています。
いかがでしたでしょうか。オーダーシューズにて作成した私物の茶靴をご紹介しました。
JOHN LOBBやStefano Bemerといった数々のブランド既成靴、著名なビスポークを試してきた店主が自信をもってお勧めできるクオリティの靴です。
職人にも店頭にたってもらう27日(土)、28日(日)のEGRETオーダーシューズフェア。この機会に是非ご利用ください。
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