白だけでないオーダーシャツの魅力。色を拾ってコーディネイトする件。
姫路のオーダースーツ店EGRETではオーダーを頂戴する際に何故このデザインなのか、このルーツは何なのかをお伝えするようにしています。オーダーをする事で自由度が高くなる一方で、全体のバランスを見ずにあれもこれもと乗せていくと、“ちぐはぐ”なスーツになってしまいます。作りたい洋服のイメージから、生地やデザインの調和を取っていく事がオーダーを成功させるために必要です。
オーダーシャツも同様でして、スーツとのコーディネイトを考え合わせていきます。
基本のキはホワイトかサックスブルー、ホワイトにブルーのロンドンストライプの生地かと思います。ツイルからサテン、バスケット等、着用するシーンに合わせて織り方も選びます。
スーツのコーディネイトのポイントは、スーツ、シャツ、ネクタイの柄物は2つまでに抑えておく事と、どこかの色を拾っていく事の2つを意識する事です。
3つとも柄物であったり、多色使いであっても上手くコーディネイトされている方もいますが、難易度が高くなりますので抑えておいた方がコーディネイトしやすいです。色を拾うのは画像のようネイビーのスーツにサックスブルーのシャツ、ブルー系統のネクタイといった具合です。
モダンな雰囲気を作りたい場合に、選ばれる事の多いベージュやブラウン系統のスーツであれば、真っ白なシャツよりもなじみの良いオフホワイトや薄いベージュのシャツが調和がとりやすくなります。
こちらは2次会でタキシードをモダンに着用されたいとお客様にご依頼頂いたオレンジのシャツ。中々見つける事が出来ない色で、自分サイズに作れるのもオーダーならではでないでしょうか。
シャツ生地は約1000種類あり、ご希望のイメージが無い場合でも探してお作りする事もできますので、拘りのシャツをお考えの際には一度お問い合わせいただけますと幸いです。
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