スーツの小ネタ - クラシカルな衿付きベストで、胸元に重厚感を

2021.04.21クラシカルな衿付きベストで、胸元に重厚感を

スーツの語源は“一つ揃いの”というように、本来はジャケット、ベスト、スラックスの三位一体を指していました。

それが現代ではベストを省いたスタイルが増え、上下揃っていないジャケパンが増えてカジュアル化が進んでいます。それが悪いという訳ではないのであしからず。

その上で、、、

当店でオーダースーツをご依頼いただく方は、クラシカルな雰囲気を好まれる方が多く、ベスト付き所謂3ピースを選ばれることが多いです。せっかく良いスーツをオーダーするので、、、という考えの方も。

そして、もっとクラシカルな雰囲気を追求される方は本日のテーマである、衿付きのベストを選ばれます！

昔、ベストには衿が付いていました。

英国ではベストはウエストコートと呼ばれることからも分かるように、上着の代わり。現代においてもベストを着ていたらジャケットを脱いで、シャツ姿になっても良いというルールが残っていますよね。

ベストに衿が付くことで胸元が厚くみえ、男性的に見えるデザインです。

英国的ともいえる衿付きベストは、腰ポケットを斜めにさせたハッキングポケットのジャケットと相性がとても良いです。

シングルのベストであればノッチドラペルのタイプが主流ですが、ダブルのベストであればより重厚に見えるショールカラー付きのものもあり、スーツスタイルの幅に広がっていきます。オーダースーツをご検討の際は、クラシックな衿付きベストで男性的なスーツスタイルを作られてみてはいかがでしょうか。

当店、姫路のオーダースーツ店EGRETでは、お客様の着用シーンにあったスーツのデザインを幅広くご提案いたします。スーツでお困りのごとやご興味があられることがありましたら、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。