お客様の写真 - 【2022年春夏のオーダージャケット】素材と仕立てに拘ったジャケットはいかがでしょうか？

2022.06.25【2022年春夏のオーダージャケット】素材と仕立てに拘ったジャケットはいかがでしょうか？

スーツをほとんど着用されないというお客様も、当店EGRETでは一定数ご来店いただいております。洋服史とはカジュアル化の歴史でもありますので、社内の服装規定や気分的なもので、スーツをジャケパンスタイルに変えられたというお客様もいらっしゃいます。

丁度、仕上がりが被ったお客様で全てジャケパンスタイルでのオーダーでしたので、この機会にご紹介してまいります。スーツも格好良いですが、スポーティでリラックス感のあるジャケパンスタイルの装いも着用される方を素敵に見せてくれます。

DRAPERS (ドラッパーズ) GOLDEN SELECTION

毎シーズンワクワクさせてくれるイタリアのマーチャント、DRAPERS (ドラッパーズ) 。豊かな色合いとセンスの良いデザインのジャケット生地が収録されているGOLDEN SELECTION (ゴールデンセレクション) から選ばれています。

凹凸があり、ガーゼ上になったデザイン性の高い一枚。深いグリーンでとてもお洒落な生地です。

裏地の付かないアンコン仕立てでも良かったのですが、生地の特性上裏地を半分つけてお仕立てさせていただきました。カッチリしすぎないよう薄めの副資材で、袖付けはマニカカミーチャというカジュアルなディテールを採用しております。

ドラッパーズについてもっと詳しく知りたい方はコチラから↓↓

【2022-SS新作】DRAPERS (ドラッパーズ) 春夏スーツ・ジャケット生地は“ココ”が凄い！

CANONICO (カノニコ) 4PLY

VITALE BARMERIS CANONICO (ヴィタルバルベリス カノニコ) が最近特に力を入れているシリーズが21ミクロンの太い原毛を使った生地。英国的なしっかりとした生地を目指していて、個人的にも大好きなシリーズです。

さらに、この生地は4PLYといい、通常経糸2本、横糸1本or2本で織り上げることが多いですが、こちらは4本を強撚糸として使用した生地で非常にしっかりとした質感が生まれています。

しっかりとした質感があるため、あえて春夏向けのジャケットとしては裏地・副資材を省いたアンコン仕立てで仕上げています。生地本来のしなやかさにより、美しいシルエットを構築することができます。

カノニコの4PLYシリーズについて詳しくはコチラをご覧ください↓↓

6PLY！これがVITALE BARBERIS CANONICO (カノニコ) の本気生地！

HARRISONS (ハリソンズ) クリュクラッセ

最後に英国を代表する生地を作り続けているHARRISONS OF EDINBURGH (ハリソンズ オブ エジンバラ) よりCRU CLASSE (クリュラッセ) のシリーズ。

しなやかな質感と美しい艶を持っており、選ばれたのはラグジュアリーな質感のある織柄がはいった生地。通年を通してお使いいただけるようにと総裏でお仕立てしております。シルエットが美しいです。

クリュラッセのその他の生地についてはコチラからご覧ください↓↓

【CRU CLASSE】HARRISONS（ハリソンズ）のラグジュアリースーツ生地

いかがでしたでしょうか。仕立てあがったお客様のジャケットを3種類ご紹介させていただきました。

お仕立てのご参考にしていただけますと幸いです。