お客様の写真 - 【T様のご依頼】フォーマル度の高い、黒のプレートゥオーダーシューズ

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【T様のご依頼】フォーマル度の高い、黒のプレートゥオーダーシューズ

【T様のご依頼】フォーマル度の高い、黒のプレートゥオーダーシューズ
お客様の写真

スーツは色やデザインによってフォーマル度の違いがでるように、靴もデザインによってフォーマル度が変わってきます。フォーマル度の高いスーツにローファーのようなスポーティな靴は相性が良くないため、それぞれのフォーマル度を考え、調和のとれたものをコーディネイトしていきたいところです。

姫路のオーダースーツ店EGRETのオーダーシューズも、お客様の装いに合わせて、今後どういったコーディネイトをされるかでご提案するデザイン、レザーを変えています。

 
 

フォーマル度の違いはどこであらわれるのか?

【T様のご依頼】フォーマル度の高い、黒のプレートゥオーダーシューズ

フォーマル度の高い装いをされる場合、基本的には黒の紐付きを選ぶのが基本です。紐が通してある“羽根”部分も上のグレーとブラウンの靴のような外側に羽根が付いている、“外羽根”ではなく、下の内側に付いている“内羽根”を選ぶとフォーマル度高く足元が締まります。

 
 

【T様のご依頼】フォーマル度の高い、黒のプレートゥオーダーシューズ

内羽根の靴には落ち着いた雰囲気が出ます。

その上で爪先のデザインに関しても、一本真っすぐの接ぎがはいったストレートチップか、一枚の革で覆うプレーントゥを選ぶと格式高いものとなります。

これに穴飾りが入ると若干スポーティに傾き、接ぎがW状に入るウイングチップはさらにカジュアルな靴となります。その他、ソールの厚みや革の質感によっても印象は変わってきますので、どういう服に合わせたいか意識することが大切です。人によってはストレートチップは堅すぎて合わせにくいという方もいらっしゃると思います。

 
 

【T様のご依頼】フォーマル度の高い、黒のプレートゥオーダーシューズ

【T様のご依頼】フォーマル度の高い、黒のプレートゥオーダーシューズ

以前、ダークネイビーのスーツをお仕立ていただいたT様には、こちらのプレーントゥの靴をご依頼いただきました。初めてのオーダーで、格式高くクラシカルなものとなれば、黒のプレーントゥは素晴らしい選択かと思います。

キメ細かいもっちりとした革はフランス、アノネイの最も等級が良いものを選別して使用しています。同じアノネイでも等級による質感の差は大きくあり、良い革はさっと磨くだけで鈍く光るので長く愛用頂くことで、より愛着が湧いていきます。

 
 

【T様のご依頼】フォーマル度の高い、黒のプレートゥオーダーシューズ

爪先と踵部分には、表革と裏革の間に芯が入っていおり、型崩れを防ぐ効果があります。また、踵部分の芯は特注したもので、ロングカウンターといい土踏まず部分まで伸びています。これによって足を包み込むようにホールドし、履き心地上昇に繋げています。見た目もくびれがあるもののほうが美しいです。

この部分がゆるい作りになっているものは、歩くたびに靴の中で足が前に行き、小指や親指の痛みに繋がってしまうため注意が必要です。

 
 

【T様のご依頼】フォーマル度の高い、黒のプレートゥオーダーシューズ

踵の木型は日本人の足型の9割に合う丸いフォルムで作成されています。普段、JOHN LOBBやEdward Greenを履かれている方にも履き心地の良さをお褒め頂いているので、かなりバリューのあるオーダー靴かと思います。

 
 

【T様のご依頼】フォーマル度の高い、黒のプレートゥオーダーシューズ

また、靴の内側の小窓にはイニシャル等を記載できます。靴を脱ぐ機会が多い日本において、特に役立つディテールではないでしょうか。

T様いつもありがとうございます。ジャケット&トラウザーズの仕上がりもご期待ください。

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