鳥形の私物紹介 - 【ARISTON (アリストン)】サキソニースーツにコーデュロイシャツやモックネックニットを。

2023.10.28【ARISTON (アリストン)】サキソニースーツにコーデュロイシャツやモックネックニットを。

姫路のオーダースーツ店EGRETにおいて1着目のご依頼としては多いのは、3シーズン生地と呼ばれるような長い間ご着用いただけるものです。所謂目付280～320g程度の起毛していない生地ですね。艶やかで柔い目付の軽い生地も素敵ですが、着用シーンによってはある程度の耐久度は鑑みる必要があります。

その中で、冬場のご依頼で増えるのがフランネルやサキソニー。どちらも起毛素材であるこの2つに明瞭な違いはなく、起毛感が少ないものをサキソニーと呼ぶ傾向があります。生地メーカーがこれはフランネル、これはサキソニーといえばそれが正解です (笑) 。

フランネル・サキソニースーツに合わせるのは

起毛系のスーツには表面効果のあるものが良く似合います。例えばこちらのコーデュロイや、オックスフォード、リネンでしょうか。つるっとしたブロード、サテン織りのシャツよりも起毛していたり、ざらっとした質感のものの方が相性は良くなります。

それほど制約の無いシーンであればシャツではなくモックネックのニットもよろしいかと思います。昨年度店主自身もよく合わせていたコーディネイトです。今年は取引のあるOEM工場のニットを展開いたします。色味はブラック、ネイビー、ブラウン、ベージュの4種を46、48、50の3サイズ展開ですので、サイズの合う方限定となりますが品質は良いのでお勧めです。インポートのニットブランドが軒並み値上げするなか、国産メーカーらしい質実な価格設定です (税込 22,000円) 。

本日などは気温がぐっと下がってまいりましたので、これからサキソニーやフランネルスーツが活躍できる時期が近づいてきたかと思います。カスタム・クラシコレーベルにおいて現在のご依頼で11月20日頃～12月中旬ごろとなり、年内納品のリミットも近づいてきております (生地・工房によって納期は異なります) 。気になられている洋服がありましたら、是非お早めにお問い合わせいただけますと幸いです。