お客様の写真 - 【英国 エレガンス】HARRISONSがつくる名作生地“OYSTER”によるオーダースーツ

2025.01.27【英国 エレガンス】HARRISONSがつくる名作生地“OYSTER”によるオーダースーツ

スーツの本場といえば、英国のサヴィル・ロウ・ストリート。映画「KINGSMAN」で使用された店舗HUNTSMANをはじめ、老舗テーラーが軒を連ねています。数多くの生地が使用される中で、特に愛されている生地メーカーの一つが“HARRISONS（ハリソンズ）”です。1863年創業のHARRISONSは、朱色のアイコニックなバンチブックと豊富なシリーズで知られ、当店でもファンの多いメーカーです。

HARRISONSの生地の特徴は、仕立て上がりの美しさにあります。これは原毛からこだわり、ハリとコシのある生地を作る技術に優れているためです。特に高い技術力のある工房で仕立てられたスーツは、その魅力をさらに際立たせます。生地単体だけでなく、仕立て上がりの洋服をご覧いただきたい逸品です。

その数あるバンチのなかで、夏以外で着用できるお勧めのスーツ生地のシリーズがあります。それが、T様のスーツで使用されているOYSTER (オイスター) です。

HARRISONS“OYSTER”

OYSTERの特徴は、「サヴィル・ロウ番手」と呼ばれる48番手の経緯双糸を使用した目付400gのボディです。この重厚感はスーツ生地の中ではかなり重い部類に入り、非常に稀少です。仕立て上がりの端正な顔立ちは「仕立て映え生地」と称される所以です。

実際にT様にご着用いただいたスーツは、流れるような美しいシルエットが際立ちます。目付が大きい分、洋服自体の重量は増しますが、着用感として重さを感じるかどうかは別の話です。ジャケットが首から肩にかけてしっかりと収まれば、軽やかな着心地を実現できます。これは、体型に合わせた補正と工房の高い技術力があってこそ可能になるものです。

さらに、OYSTERは分厚さがある一方で起毛感がないため、暑さを感じなければ初夏でも快適にご着用いただけます。OYSTERを気に入られたお客様には、同じ目付のSMITH WOOLLENS (スミス・ウールンズ) のBOTANY (ボタニー) もおすすめです

T様には、『想像以上の出来栄えに大々満足です』とのお言葉をいただきました。いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。次回もさらに良いご提案ができるよう努めてまいりますので、どうぞご期待くださいませ。