お客様の写真 - 【T様のご依頼】国産ウールを使用したネイビーの三つ揃いオーダースーツ

交通アクセス交通アクセス

11:00~21:00 (予約制)
079-240-6401

空き状況を見る

お問い合わせ

鳥形の紳士服ブログ

【T様のご依頼】国産ウールを使用したネイビーの三つ揃いオーダースーツ

【T様のご依頼】国産ウールを使用したネイビーの三つ揃いオーダースーツ
お客様の写真

初めて当店EGRETでオーダーを体感される方において、最も多いご依頼であるネイビー色のスーツ。ここぞという勝負所での装いにと考えられている方ですと、ベストを付けられて三つ揃いにされる方も多いです。クラシックをたどれば、スーツにベストが合った方がよろしいかと思いますが、現代的でスポーティな雰囲気を出されたい場合においてはベストの無い2ピーススーツというのも間違いのない選択肢です。どういう装いをされたいかで、お作りするアイテムや生地、サイズが変わってまいります。

本日ご紹介する加古川市のT様におかれましては、節目節目で着用されるスーツのご依頼でございましたので、三つ揃いでお仕立てをさせていただきました。

 
 

国産ウールのオーダースーツ

【T様のご依頼】国産ウールを使用したオーダースーツ

スーツの生地選びにおいて大切になってくる要素に、目付 (めつけ) という単位があります。目付は幅150cm×100cmの重さの単位で、スーツ地であればほぼ厚さといって差し支えないです。ジャケット地の場合、甘く織り上げると目付が小さくても比較的分厚いものを作ることができます。

この目付一般的には260~280gくらいのものが通年使用できる、巷では3シーズン生地、オールシーズン生地と呼ばれることが多いです。ですが、普段から着用されるスーツの場合もう少し重い300~320g程度の目付が合った方が良いと店主は感じています。生地を厚くするメリットはシワに強いこと、耐久性が高くなること、縫いやすい傾向があるので仕上がりがより良いことで、デメリットは暑いことです。

この暑ささえ許容できるのであれば、特に初めてオーダーされる方には厚めの生地をお勧めしています。

 
 

【T様のご依頼】国産ウールを使用したオーダースーツ

T様のオーダーでも目付300gの国産ウールを使用しています。目付を重くすると、スーツ自体の重さもでてきますが、着用した際の重さとそれはまた別物です。首から肩にかけて重さが分散されていれば、重いスーツも軽く感じるものです。

 
 

【T様のご依頼】国産ウールを使用したオーダースーツ

【T様のご依頼】国産ウールを使用したオーダースーツ

着用いただいた姿がこちら。身体を美しく包み込むシルエットで、T様にも『これがオーダーか』とお喜びいただけました。

 
 

【T様のご依頼】国産ウールを使用したオーダースーツ

三つ揃いのスーツの場合、ジャケットのボタンは立っている際にはお留めいただいても、外していてもどちらでも大丈夫です。“ベストはウエストコートと呼ばれ上着扱いだからジャケットのボタンを外さなければいけない”という説もありますが、それではオーバーコートのボタンも留めてはいけないことになってしまうため、店主は懐疑的です。ジャケットのボタンは留めても、外しても美しく見えるスーツがよろしいのかと考えております。

 
 

【T様のご依頼】国産ウールを使用したオーダースーツ

T様、この度は誠にありがとうございました。体型の変化によるサイズ調整や、お困りごとなどでてまいりましたら、お気軽にご相談ください。今後ともよろしくお願いいたします。

紳士服ブログ TOP


お客様の写真の関連記事

お客様の写真 TOP