お客様の写真 - 【T様のご依頼】バーズアイのオーダースーツ ～大人の余裕と落ち着きを醸し出します～

2024.10.05【T様のご依頼】バーズアイのオーダースーツ ～大人の余裕と落ち着きを醸し出します～

10月最初のブログです。最近は気温が下がり、朝晩などは少し肌寒さも感じるようになってまいりました。スーツ好き、洋服好きの皆様におかれましては嬉しい季節になってきたのではないでしょうか。秋からの装いも楽しんでいきたいですね。

さて、本日はお客様のスーツのご紹介です。ホームページをご覧になり、こだわりを感じ始めてご来店いただいたT様。既にネイビーのスーツは数着お持ちでしたので、ネイビー同様ビジネスの基本色であるグレーでお仕立てさせていただきました。

バーズアイのオーダースーツ

使用したのはイタリア製のバーズアイ生地。イタリア製と聞くとソフトで柔らかいイメージがあられる方もいらっしゃるかと思いますが、こちらは経緯双糸で目付も300g程度と英国製を思わせるしっかりとした質感が特徴です。最近ではイタリア、英国お互いのイメージが歩み寄りされている傾向があります。

バーズアイは、名前の通り“鳥の目”のように見えることから名付けられています。大別すると無地の部類に入り、シャークスキンとともに古くからあるクラシカルな生地です。因みに、イタリアではOccio Di Pernice (山ウズラの目) だそうで、イタリア人から見ても鳥の目に見えるということですかね 笑。

クラシカルなバーズアイといえばグレーであり、この生地を使ったスーツは、フレッシュさや若々しさというよりも、良い意味で力の入り過ぎない大人の余裕や、落ち着きを醸し出します。落ち着いた印象を相手に与えるスーツをお考えの際にはバーズアイも是非ご覧ください !!

生地選び、採寸から約50日、完成しご着用いただいたスーツがこちら (シャツは当店のサンプルですのでサイズが合っていません) 。

がっしりとされたT様のお身体を包み込み、ゆとりをしっかりと取りながらもスタイルよく見えるサイズ設計でお仕立てしています。腕と身頃の間に隙間が生まれることでより細く見えるようになります。

ベストを着ている際は、ジャケットのボタンを開けても、閉じてもどちらでも大丈夫です。大切なのはボタンを開けた際にボタン位置が大きく広がらないことです。

寸法が足りていない時だけでなく、身体の形状に合っていない場合にフロントは開いていきます。開いてしまうと先述の腕と身頃の間の空間が生まれずスタイルが悪く見えてしまうため注意が必要です。

T様には、『想像以上の仕上がりで、出張が楽しみになる日がくるとは』とお喜び頂けました。

大好きな洋服をお仕立てし、お客様にも喜んでいただけることがとても嬉しいです。姫路のオーダースーツ店EGRETは、姫路のビジネスマンを"1.5倍"カッコ良く、というテーマも掲げておりますので、こだわりの装いをお考えの際には是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。