お客様の写真 - 【M様のご依頼】SCABAL “SAVILE ROW (サヴィルロウ) ” のネイビースーツ

2024.08.15【M様のご依頼】SCABAL “SAVILE ROW (サヴィルロウ) ” のネイビースーツ

姫路のオーダースーツ店EGRETはお盆期間も通常営業中です。帰省中に立ち寄ってくださるお客様もいらっしゃり、お久しぶりにお会いでき嬉しい限りです。

本日、初めてご来店頂いたお客様にも驚かれたのですが、当店の強みの一つである取扱い生地量は1万種類を超えています。全てをご覧いただくことは難しいため、お客様のご要望の核となる部分にあわせて生地をご提案させていただきます。同じに見えて実は大きく違う部分もある場合もあり、様々な選択肢があることはお客様のパーソナルな洋服をお作りする為に必要不可欠です。

ネイビーの無地は、フォーマルでクラシカルな生地であり、取扱いしている生地の中で最も多い生地のデザインです。ちゃんと数えていませんが、2～300種類はあるのではないかと思います。今回ご紹介する保険業をされているM様も格式高いネイビースーツをとご依頼いただきました。

SCABAL “SAVILE ROW”

様々な生地をご覧頂き最終的にお選びいただいたのは、ベルギーの名門SCABAL (スキャバル) よりSAVILE ROW (サヴィルロウ) 。テーラー発祥の土地であり、現在でも中心地である、ロンドンのサヴィルロウストリートの名を冠したブランド肝いりのシリーズです。縦緯双糸の目付310gと夏を除く3シーズン生地で、英国ハダースフィールドにある自社工場にて生産されています。

太番手糸を使い奇をてらわないサージで織り上げられ、クリアカットされたボディにはほんのりと光沢が帯びています。つまんでも反発するハリとコシを持ち、高級感がありながらも扱いやすさを持ち合わせています。お客様のもとへお伺いされることの多いM様ですので、シワにも強い耐久性は必要になってくる要素の一つです。

生地単体で見ますと普通に見えて人によっては魅力を感じにくい玄人好みな生地ですが、仕上がりの美しさは群を抜きます。英国製の良い生地というのはアイロンが効きやすく、成形しやすい特徴を持ちます。

M様に着用頂いたのがこちら (シャツは当店にあるサイズサンプルのものでカフス、袖丈が長すぎるのは気にしないでください) 。

丸いシルエットや、腕を曲げた際にでるシワの光沢感にご注目ください。高級感がありここぞの勝負スーツにされるとお喜びいただけました。M様いつもありがとうございます。

ネイビーの無地という一見既製服でも多く展開されているデザインだからこそ、オーダーならではのフィットするシルエットの良さを感じていただけます。　

姫路市でこだわりのスーツをお考えの際には是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。