お客様の写真 - 来秋冬ネクタイの仕入れと、ユニークなオーダーシューズのご紹介。～MAROCALF・DAUPHIN・SHEL～

2024.03.15来秋冬ネクタイの仕入れと、ユニークなオーダーシューズのご紹介。～MAROCALF・DAUPHIN・SHEL～

週の前半体調を崩しており、ブログの更新が滞っておりました。お客様のスーツや2024年春夏服地でご紹介したいものが多数溜まっておりますので、更新頻度を上げてまいります。

さて、現在姫路のオーダースーツ店EGRETでは春夏服地がほぼ入荷しており (残すところFOX BROTHERS、SCABALあたりが入荷予定です)、春夏の洋服のご依頼が真っ只中。暖かくなると洋服の色もいつもより明るいものや鮮やかなものを選びたくなるもので、どれも仕上がりが楽しみです。

その裏で先日、今年の秋冬のネクタイの仕入れを行ないました。オーダーの世界は時間を仕上がりまで時間を頂くもので、それの仕込みの時間はさらに前になってきます。春夏に秋冬の仕入れをして、秋冬に春夏の仕入れをするというのは、専門学生時代よりずっと服飾畑でしたので店主は慣れっこでございます。

EGRETがメインで取扱いしているFRANCO BASSI。普段は東京に行って展示会を見させていただくのですが、今回は営業の方が関西ツアーという事で姫路までお越しいただけました。シリーズ毎に何百種類と生地があり、その中より厳選してピックアップ致しました。

FRANCO BASSIらしさがあり、こんな風にお客様に付けていただきたい、最終は自分が締めたいネクタイって何だろうとセレクトしておりますので秋冬もご期待頂ければと思います。

2024年春夏分は既に入荷しておりますので、よければご覧ください。

FRANCO BASSI (フランコバッシ) 2024年春夏コレクション ネクタイ&ネッカチーフ

ユニークなレザーを使ったオーダーシューズのご紹介

EGRETで展開しているオーダーシューズは、日本人の足に合わせた歩きやすさと、靴としての美しさのバランスを意識して設計されております。幅広甲高が多い日本人の足で歩きやすさに全振りすればお世辞にも美しい靴は出来上がらないですし、くびれのきつい美しいシルエットの靴は多くの方が痛みを感じるのではと思います。美しさか歩きやすさか、その塩梅が靴は難しいです。

またオーダーシューズは、ベーシックなスムースのレザーだけでなく、スウェードやシボ革、その他ユニークな素材を使ってお作りする事が出来ます。

こちらはDegermannというフランスのタンナーが鞣すDAUPHIN (ドーフィン) という革を使ったローファーです。DAUPHINは細かなシボと艶のある質感で、ラグジュアリーブランド某Vのバッグでもメインで使用されています。

スポーティなシボ革でも品のある雰囲気に仕上がるDAUPHINは、ジャケパンスタイルと相性の良い素材です。

DU PUY社のMAROCALF (マロカーフ) は、水シボと呼ばれる一方向に入ったシボが特徴です。遠目で見ると普通のスムースに見えますのでビジネス使いしやすく、近くで良く見るとエンボスレザーという素材感を楽しんで頂けます。

最後に、SHEL (シール) 、オットセイの革を使った靴です。なかなか特徴的な表情が出ています。シャークスキン同様に水をはじき、傷にも強い特徴を持っています。お好みが分かれる革ですので、人と違う靴をとお考えの方によろしいのではと思います。

いかがでしたでしょうか。少し変わったレザーでもお作り頂けるオーダーシューズをご紹介いたしました。気になるレザーがございましたら、お気軽にお問い合わせください。