お客様の写真 - お客様の写真オーダースーツ実例 (カノニコ・ロロピアーナ・ビエレッシ)

2023.07.20お客様の写真オーダースーツ実例 (カノニコ・ロロピアーナ・ビエレッシ)

暑い日が続いております。我々洋服屋というものは季節柄、夏は少しゆっくりする傾向があります。コートやダウンといった秋冬の洋服に比べて着用するそもそもの枚数が少なくなるという事、クールビズでスーツ自体を着用しなくなる方もいらっしゃる事がその理由ですが、今年は着用するシーンが増えたと言われ有難い事に例年以上のオーダーを頂戴しております。結婚式等の式典も増え、マスクを外されるお客様も多く、外見を整えるという意識が高まっている事もあるのかもしれません。

本日はお客様のオーダースーツ実例をご紹介してまいりますので、これからオーダースーツをご検討されている方のご参考になりますと幸いです。

CANONICO (カノニコ) モヘアスーツ

夏のスーツと言えば、ウールにモヘアが入ったシャリ感のある生地をご支持頂きます。ウールとモヘアは繊維の太さに差があり、一緒に織り上げる事により見た目では分からない範囲で凸凹が生まれ、肌の接地面が少なく夏に適していると言われています。また、モヘアはハリがあるため、仕上がりも綺麗になりやすいのも魅力の一つです。

CANONICO (カノニコ) Super110s スーツ

ビジネスにおいて普段使いしやすい適度な光沢があるのがこのカノニコのSuper 110sシリーズ。

Loro Piana (ロロピアーナ) アンコンスーツ

ロロピアーナといえば、Super150s、130sといったパキっとした光沢のある生地をイメージされる方も多いですが、強燃糸で織り上げたこちらのシリーズは平織りでマットな質感のシリーズです。Tシャツの上などにさっと羽織りたい、所謂セットアップ的な使い方をする場合、マットなものの方がフォーマルになりにくく、コーディネートしやすいです。

BIELLESI (ビエレッシ)チェック柄スーツ

国内企画のイタリア生産というユニークな側面を持つビエレッシらしさが詰まった、ネイビーにグリーンのオーバーペインが入った生地です。

BIELLESI (ビエレッシ) シャドーストライプスーツ

シャドーストライプもビエレッシの得意とするところ。無地はフォーマルすぎる為、ブラックスーツをビジネス使いされるポイントは、こういった織柄が入っているものを選ばれる事です。

いかがでしたでしょうか。今回は全てお客様にご着用いただいたものを掲載させていただきました。トルソーに着せたものと、どちらが分かりやすいでしょうか？ご意見など頂けると嬉しいです。

これからも兵庫県姫路市で拘った洋服をお仕立てしてまいります。