『ゼニア最高峰』15ミルミルのお客様オーダースーツの仕上がりご紹介
オーダー・既製品問わずスーツ生地で最も有名であり、最高峰とも呼び声高い生地ブランドが、Ermenegildo Zegna (エルメネジルド ゼニア) 。
シワの復元力が高い“トラベラー”、最も目付が大きくしっかりとした質感のスーツ生地“エレクタ”、縦横双糸でナチュラルストレッチを備えた“アメイジング”等々、着用シーンに合わせてゼニアはいくつかのラインに展開しています。
イタリア最高峰といわれるゼニアの中で、“最高級”と称されるシリーズが『15milmil15(クインディッチ・ミルミル・クインディッチ)』、通称15ミルミルです。
15ミルミルの名前の由来は15マイクロンの細さの原毛 (繊維) を使っている事から。他にも13マイクロンの原毛を使った13ミルミル、同14マイクロンの14ミルミルなんて生地も存在します。
15ミルミルが最高級と言われるのは最も“糸”が細いからです。原毛を撚って作った糸を使い生地にしていきますが、13~14マイクロンの原毛は細すぎて耐久性等の問題から、15ミルミルよりも太い糸にする必要があります。
なので13ミルミルの方が繊維は細いですが糸が太いので、光沢感という面においては15ミルミルに軍配が上がります。
15ミルミルで作る濃紺のネイビースーツ
濃紺のスーツは特にフォーマル度の高いスーツであり、15ミルミルの生地で作ったそれはどこへ出ても恥ずかしくないスーツに仕上がります。
糸が細い事を“高番手の糸”と言いますが、高番手生地は縫う側にとっては厄介な代物です。縫製がしにくい&アイロンによりテカリ・アタリが出やすいので、慎重・丁寧に仕上がげる必要があります。
ハリがあったり、厚みがある生地の方が縫いやすいので、英国生地やモヘア混生地は (乱暴な言い方をすると) どこで縫ってもある程度良い仕上がりになりますが、ゼニアの15ミルミルは高番手生地が得意な所でないと非常に勿体ない生地です。
良い生地だからこそ、良い仕立てが大切になってきます。
こちらのスーツ、(手前味噌ではありますが) 綺麗にに縫えております。
15ミルミルで固い感じのスーツで仕上げるのは、この生地の良さを殺してしまうと思いますので、フワっと柔らかく、かつロールを綺麗に仕上げれるお店は多くありません。
オーダーをくださったお客様も、これを着ていると人に褒められるとお喜びになられていました。
ゼニア生地エリア最大級取扱い
兵庫県エリアにおいて最大級のゼニア生地を取扱っており、仕上げを綺麗にできるのがオーダースーツEGRETです。
『人と一歩も二歩も違う“高級感”を纏いたい』そう気になられた方は是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。
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