【ELECTA / エレクタ】姫路の保険営業マンのゼニアのオーダースーツ

姫路のオーダースーツ店EGRET、鳥形でございます。
最近、ゼニアでのオーダースーツをご依頼いただくことが増えてまいりました。Ermenegildo Zegna (エルメネジルドゼニア) はイタリア最高峰のブランドで、エグゼクティブな印象を持たせるのにこれほど適切な生地はありません。最高級の極細原毛を使用することでしられ、美しい艶と質感は垂涎もので、一度は触って生地感をお試しいただきたいです。
豊富な生地シリーズ
そんなゼニアにはいくつもの生地のシリーズがあり、それぞれが異なる生地感を持ち、仕立てるスーツの用途も変わります。
当店でも15ミルミル、トロフェオを始めとして、トラベラー、アメイジング等、兵庫県最大級の取扱いをしています。これに加えて、ゼニアのタグには赤タグと青タグに分かれています。赤は主にビスポーク (オーダースーツ) 用、青は既製品用に作られたものになります。
品質は同じですが販路によって値段が変わり、同じトラベラーシリーズであっても青タグの生地の値段の方が若干安くなります。これも服飾業界あるあるです (笑) 。
とはいえ、全く同じ生地がラインナップされているわけでもないので、最終は生地感次第とするお客様の方が多いです。本日、ご紹介するスーツも青タグのエレクタと言うシリーズですが、生地感と用途のバランスでお選びくださりました。
【ELECTA / エレクタ】のオーダースーツ
ELECTA (エレクタ) の名称は、ラテン語の“高品質で優れた素材”という意味から来ています。ゼニアで最も細いウール糸を使用している15ミルミルというシリーズが目付220gという厚みに対して、エレクタはシーズンにより若干異なりますが300g前後とゼニアのシリーズだけでなく、イタリア全体の生地として見てもしっかりとした質感を持った生地と言えます。
生地が厚ければ夏場暑くはなりますが、防シワ、耐久性が増していくメリットがあります。原毛の細さを表すスーパー表記としては110程度と15ミルミルのスーパー170相当と比べると太くはなりますが、これはゼニアの中に限った話で十二分な高級素材です。加えてクリアカットと言い表面の毛を綺麗に整えることで艶感が増しています。
扱いやすく、高級感のある仕上がりのエレクタは、ゼニアで初めてオーダーをされる方にとても良い生地ではないかと思います。
しなやかさのある生地は、仕立て段階でアイロンを利かせやすく綺麗なシルエットで作りしやすくなります。反対に仕立てにくい生地の特徴はほとんど横伸びしないもの。イセ込み、伸ばし、クセ取りしにくいものは難しいです。
そう考えると、ゼニアの生地全般アイロンを利かせやすい物が多く、美しいスーツを作るために存在しているようにも感じます (極細生地のアタリ等は気を使わないといけませんが) 。
裏地も特別な物をお選びいただいたこちらのオーダースーツ。腕巾0.5cm程度詰める修正を承りましたが、その他は大変気に入っていただくことが出来ました。
気になるところは少しでも言っていただいた方が有難いです。本当に気に入っていただける格好良い洋服にすることが目的なので出来うる限り修正させていただきます。
ちなみに、部位にもよりますが0.1cm程度のこだわりは意味がないです。
『1mm単位でこだわっています』って言うのは格好良いんですけど、ミシンにしろ手縫いにしろ実際に人間が縫うので、縫い合わせで0.5mmずつズレたらもう1mm。さらに生地はアイロンで簡単に伸びたり縮んだりします (極力起こらないように前処理しますが) 。この範囲は生地によっても、作っている環境によっても変わってきます。
ステッチを1mmずらしたら駄目ですが、例え肩幅が1mm違うものを着用していても普通分かりません (笑) 。
そんな事よりも、ちゃんとアイロンを効かせて格好良くて綺麗な洋服であることの方が大切だと私は思っています。
兵庫県でオーダースーツをお考えのお客様は是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。
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