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2020.11.14【FOX CITY】素晴らしいクオリティのダブルスーツ

ダブルスーツ

と聞くと、おじさん臭いと感じられている方はバブル期のダボダボ、ルーズシルエットのものを想像されているのかもしれません。

1980年代は、アルマーニによるルーズシルエットのスーツが大流行をして、オーバーシルエットで着用するスタイルが多かったです。

肩幅は5cm近く出し肩が落ちないように厚いパッドを入れたり、パンツは大きく広がる2タックや3タック。

そんなダボダボで印象的なスーツはその時代だけで、、、

本来スーツとは男性が格好良く、立派に、スタイル良く見えるもの。

ダブルスーツも同様で、サイズさえ間違わなければ非常に格好良く着ていただく事ができます。
　
　

英国生地によるダブルスーツ

すこし変わり種でご注文いただいたのがこちらのダブルスーツです。

お客様のご要望はInstagramで見つけられたカーキ色のスーツ。

姫路市で生地量が頭抜けて多い当店、EGRETにお問い合わせをいただきました。

カーキだけでもこれだけあるのかと驚かれていましたが、発色が気に入られたこの英国生地に決められています。

選ばれた生地はFOX BROTHERS（フォックスブラザーズ）の最新作、FOX CITY（フォックスシティ）。

目付（生地の重さ）が290～320gでしっかりとした生地なのですが、平織りというユニークなバンチです（平織りはどちらかというと薄手の生地が多いのです）。

パキッとしたヴィヴィットな色というよりは、くすませた色合いが、カラーバリエーション豊富にあります。

質感もざらっとしていて、強撚をかけシワにも強く、真冬を除く3シーズン着用できる汎用性の高いコレクションです。

その中で今回のカーキは一番最初にくる生地。

意外と知られていないことなのですが、一番最初にくるのはブランドが最も推している生地であることが多いです。

特にFOX CITYの一番最初のカーキに関しては、リリース前から注目度が高すぎて生産が追い付かず、日本に入ってくるのが1か月遅れてしまったほど。

その注目度が頷ける格好良さというわけです。

コーディネートどうするの？

と迷われた方もご安心ください。

シャツで合わされる際は基本は白で、茶系の柄が入ったネクタイを絞めていただけると綺麗にまとまります。

カーキ自体がカジュアルな色なので冬場であれば濃いブラウン系のタートルネックニット、春夏であれば白や黒のカットソーとも組み合わせることができます。

固いビジネスに向いている色ではありませんが、ご普段にも着用できるスーツになります。

ちなみにお客様のスーツを見たスタッフも、

「めちゃくちゃ格好良い！！」

と興奮しておりました（笑）

カーキは色が派手すぎる、、、

という方にも、FOX CITYはカラーバリエーション豊富にございますのでチェックしていただけると幸いです。