BOTANY(ボタニー)のスーツが仕上がってきました

こんばんは!
”姫路で一番スーツを愛する男”を自称している私、鳥形です。
スーツが好きすぎて月に1着ペースで新しいスーツを仕立てていまして。最近ではあまりにスーツの量が多くクローゼットが入らなくなると奥さんに怒られています(泣)
怒られても怒られても作ってしまう私なのですが、、、
今回も仕上がってきてしまいました!!
先日、ブログで書いたこれです↓↓
https://egret-suit.com/blog/news/20200918
SMITH WOOLLENS BOTANY
SMITH WOOLLENSの新作、BOTANY(ボタニー)。
重さを表す単位、目付が380~410g。普通のスーツ生地が250gくらいで、春夏生地だと220gくらい、秋冬物でも300gいかないくらい。生地の場合、重さと厚さはほぼ比例しているのでかなりしっかりした生地だとこの目付から分かります。
ボタニーは英国らしいしっかりとした肉厚の生地でありながら超高級羊毛を贅沢に使用していまして、高級感が凄いんです!分厚くて高級感があるってなかなかありません。是非一度試していただきたい素晴らしいクオリティの生地です。
どのオーダーでも回数を重ねる度にブラッシュアップするポイントがあり微調整を加えているのですが、自分自身のも同様です。
いつもと違うスタイル
よーく見るとわかるのですが、いつもとは違う新しい形を試しています。
ゆとり量を増やして丸さを追求したスタイルです。
一時期ほどではなくなりましたが、まだまだ細身のスーツが全盛。細ければ細ければ正義という考えで、お尻がプリッと引きつってしまっているものも時々見受けられます(もちろん当店でもお好みに合わせて細身のものも作っていますが)。
しかし、丸さやストンっとした落ち感があるスーツを求めるのであれば、ゆとりや太さがないと成立しません。
スキニージーンズをイメージしていただくと分かりやすいのですが、細身であるが故に足の形がでてしまい、上から下にストンと落ちるシルエットにはなっていませんよね。
もちろん、太いこととダボッとする事は同じことではありません。
適度なゆとりはシルエットを綺麗に見せる効果がありますが、このゆとりを取ってシルエットを綺麗にするのは、実は細身のスタイルに仕上げることよりも難しかったりします(ストレッチ素材で細身に仕上げることがパターン技術の低下を招くなんて話もあったりしますが、それはまた別の話で)。
結局どう見せたいか?が大事
細身が悪いという主張でなく、色々なスタイルがあって良いと思います。お客様がどういったスタイルでスーツを着たいのか?どういう見せ方を求めているのか?
それを形にしていくのが、私たちテーラーの役目です。
皆様のご要望を形にしていけるよう、今後も修練、研究に励んでいきます(このボタニーもお勧めです!!)。
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