お客様の写真 - 【春夏ジャケット】白パンに映える、ウールシルクリネンのオーダー2着 – 姫路I様の初めての一着

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【春夏ジャケット】白パンに映える、ウールシルクリネンのオーダー2着 – 姫路I様の初めての一着

【春夏ジャケット】白パンに映える、ウールシルクリネンのオーダー2着 – 姫路I様の初めての一着
お客様の写真

姫路市のI様に、春夏用としてご提案した2着のジャケットが仕立て上がってまいりました。

I様にとっては、今回がはじめてのオーダー。
「50代になったことですし、そろそろ良い物を身に着けようかと思いまして」
そんなお言葉をきっかけに、春夏の装いづくりがスタートしました。

 

ご自身のスタイルをしっかりとお持ちのI様。
四季を通じて白いデニムパンツをよく着用されるとのことで、その装いに調和するジャケット生地を中心にご提案を重ねてまいりました。

たくさんの候補の中からお選びいただいたのは、いずれもイタリア製の三者混生地。ウール・シルク・リネンという王道の組み合わせによって、軽やかでありながら気品ある風合いが生まれます。

ウールは仕立て服の基本素材、シルクはエレガントな光沢としなやかさを、リネンはさらりとした質感を。それぞれの特性がブレンドされた、春夏にぴったりの素材です。

洋服好きとしては、なぜこの繊維この生地に入っているのかを考えるのも楽しいです。笑

 
 

ジャケット①:ベージュ × ウィンドウペーン

白パンに映える、春の2着。I様のためのウールシルクリネンジャケット

白パンに映える、春の2着。I様のためのウールシルクリネンジャケット

春の陽差しのように穏やかなベージュに、太めのオレンジ色ウィンドウペンが重ねられた一着。色の差が控えめなチェック柄は、主張しすぎることなく、程よい洒落感と気品を漂わせます。チェックというとカジュアルな印象になり過ぎる場合がありますが、素材の上質さと仕立ての良さがあるからこそ、ラグジュアリーな装いへと昇華されています。

 
 

白パンに映える、春の2着。I様のためのウールシルクリネンジャケット

白パンに映える、春の2着。I様のためのウールシルクリネンジャケット

白パンに映える、春の2着。I様のためのウールシルクリネンジャケット

ご着用いただいた姿がこちら。

節制されたI様の体型に沿うよう、バストからウエストにかけて自然な絞りを効かせたクラシックなシルエットでお仕立てしました。肩まわりは軽やかなマニカカミーチャ(シャツ袖)、腰ポケットはスポーティな印象のパッチポケット、そしてステッチは10mm幅で仕上げています。

ディテールはあくまで脇役ですが、装いの“味”として大切な要素でもあります。

 
 

ジャケット②:ライトグレー × ホップサック

白パンに映える、春の2着。I様のためのウールシルクリネンジャケット

白パンに映える、春の2着。I様のためのウールシルクリネンジャケット

もう一着は、爽やかなライトグレーのホップサック。白に近いほど明るいトーンですが、ざっくりとしたホップサックの織りが程よく質感を引き立て、装いに奥行きを与えます。春夏の陽射しに映える、実用性と洒脱さを両立した一着です。

 
 

白パンに映える、春の2着。I様のためのウールシルクリネンジャケット

白パンに映える、春の2着。I様のためのウールシルクリネンジャケット

白パンに映える、春の2着。I様のためのウールシルクリネンジャケット

「やはり良い物は全然違いますね」

お渡しの際に、そんな嬉しいご感想をいただきました。生地を選び、デザインを決め、ひとつひとつ積み上げていく過程も楽しい時間ですが、完成した一着をお渡しする瞬間は、とても特別なひとときです。

 
 

I様にはその場で、追加のシャツもご依頼いただきました。
通年着用できるピンオックスと、春夏向けのコットンリネン。今回のジャケットに合わせた、統一感のある装いが楽しめるラインナップです。少しずつワードローブが整っていくことで、より一層お洋服を楽しんでいただけることと思います。

また次回に向けて、秋冬用のジャケット生地もいくつかご覧いただきました。新しい季節の装いも、I様のスタイルに寄り添った一着となるよう、これからご提案を練ってまいります。

I様、この度は誠にありがとうございました。

 
 

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