鳥形の私物紹介 - サファリジャケット MTMパターン紹介 fabric by HUDDERSFIELD “ESKDALE TROUSERS”

2023.12.07サファリジャケット MTMパターン紹介 fabric by HUDDERSFIELD “ESKDALE TROUSERS”

EGRETはスーツを中心としたオーダーアイテムをご用意いたしておりまして、カジュアルなジャケットやブルゾンのMTMも顧客様にご支持頂いております。今回、新たにご紹介するのはサファリジャケットです。

サファリジャケットは19世紀に広まった、狩猟やアフリカでの探検等の際に着用するサファリスタイルで用いられた上着の事です。開襟に大きなポケット等を特徴としスポーティなデザインながら、他のカジュアルウェアとは出自が王侯貴族のサファリスタイルなため格式高い印象があります。ブッシュジャケットやファティーグジャケット等を含めた総称として呼ばれます。

当店のサファリジャケットの特徴として、スーツと同様に細かな体型補正を行いお仕立てが可能な事が挙げられます。長さだけでなく反屈身等の補正を行なう事で、美しいシルエットのお行儀のよい洋服に仕上がります。格好良い事は前提として、サイズがあったものは着る人を一層輝かせます。

サンプルで店主用に仕立てたこのサファリジャケットです。鎌位置を高く、アームホールを小さく動きやすい設計にしています。身体にフィットさせることで装いの完成度も高まります。

HUDDERSFIELD “ESKDALE TROUSERS”

どういう洋服になるかは選ぶ生地によって大きく変わります。今回は冬にヘビーユースできるよう英国の名門HUDDERSFIELDの“ESKDALE TROUSERS”より、目付650gの地厚なモールスキンを使用しています。ミリタリーなカーキの色味も相まって分厚いスウェードのような重厚な雰囲気がたまりません。

これは色味によっても印象が変わりますし、春夏仕様であればリネンを使ってざっくりとしたサファリジャケットも素敵です。春に向けてSPENCE BRYSON辺りのベージュのリネンで作ろうかと計画中です。

スーツだけでないオーダーの楽しみがカジュアルウェアに詰まっておりますので、拘りの洋服をお探しの方は是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。