鳥形の私物紹介 - 【革靴に“クセ”を追加】リザード切り替えのオーダーシューズ

2021.03.31【革靴に“クセ”を追加】リザード切り替えのオーダーシューズ

姫路オーダースーツEGRETの鳥形です。

EGRETはスーツ屋と名乗っているため当然一番オーダーが多いのはスーツですが、何度かご利用いただいた方に大変ご好評いただいているのが本日ご紹介するオーダーシューズです。

お洒落は足元から。

足元を見る。

といった慣用句があるように、スーツスタイルにおいても足元はとても重要です。どんなに高級なスーツを着用していても、ヨレヨレの靴であったり靴の先が反りあがっている靴を履いていると、だらしない印象を持たれてしまいます。

逆に足元がしっかりしている場合、着用しているスーツはより立派に見られるものです。

私が個人的に思う良い靴の条件は、足に合うこと、素材が用途に合っていること、そして格好良いことです。

これらが満たされている靴は、履いていて気持ちが良い物になりますし、人からの評価がとても良いです。

リザード切り替えのオーダーシューズ

この靴を作ったのは、スポーティだけど砕けすぎない靴が欲しいと思ったから。

たくさん靴を持っている方に新しい提案がしたいですが、遊びすぎて砕けすぎるとスーツに合わせにくくなります。

丁度よい塩梅の選択肢がいくつかありまして。

その中から一番ラグジュアリーな選択をしました。

どうでしょうか？

別革切り替えはやり過ぎると派手になり過ぎるので、同色の異素材でのコンビネーションに留め、高級素材であるリザード (トカゲ) を選びました。表面効果のあるリザードですが、遠目から見ると普通の茶靴で、近くで見ると、、、な趣のある靴になりました。

靴自体のクオリティが低いと、切り替え靴は上手くいかないですが、高いつり込み技術により美しいシルエットが生まれ高級感があります。

切り替えをどこの個所にするかで全く別の表情が生まれるこのデザイン。

ベースの革は後染めできるので、幅広い色の調整が可能です。

是非、自分だけのオーダーシューズを見つけてみてください。ご自身のスーツスタイルに映える靴をお探しの方はお問い合わせいただけますと幸いです。