鳥形の私物紹介 - “シャツ生地の宝石”CARLO RIVA（カルロ リーバ ）でオーダーシャツをお仕立て

2021.01.23“シャツ生地の宝石”CARLO RIVA（カルロ リーバ ）でオーダーシャツをお仕立て

はい、私鳥形はついにやってしまいました。

鞄といえばエルメス、靴といえばジョンロブ、時計といえばパテックフィリップというように、服飾品の各ジャンルにおいてトップクラスのクオリティを誇る“ブランド”というものが存在します。スーツ生地でも様々あり、フランネルといえばフォックスブラザーズ、ソラーロでいえばスミスウールンズのように。

では、シャツ生地は？

...

『CARLO RIVA（カルロ リーバ ）です。』

シャツ生地の宝石とも呼ばれるCARLO RIVA（カルロ リーバ ）で自分用にオーダーシャツをお作りしたのでご紹介していきます。

CARLO RIVAのオーダーシャツ

最初にお断りをしていきますが、当店取扱いのCARLO RIVA（カルロ リーバ ）は3種類のみ。え？それだけ？と思われた方、それがカルロリーバがカルロリーバたる所以なのです。

カルロリーバは、1871年創業と歴史のあるイタリアのファブリックメーカーで宝石とも幻とも呼ばれる世界最高峰の生地を作り続けています。どこかのインタビュー記事で読んだことがありますが、オーナーマンテッロさんはカルロリーバのことをこう言っていたそうです。

『カルロリーバの生地は最高である。でも値段は高く、納期は遅い。それでも良いというメーカーと付き合いをする。』

...凄い自信です（笑）

生地ができるまでの過程を見てみると、エジプトで厳選されたコットンを、水の綺麗なスイスで紡績します。出来上がった糸はすぐに使わず半年以上湿度管理された倉庫で保管。氏曰く“熟成”という表現をしています。熟成された糸を旧型のシャトル機を使用し低速で織り上げて完成です。

これだけのこだわりを込めるので絶対的な流通量が少なく、当店での現在の取扱いもこれだけということです。本当はたくさんのラインナップをお見せしたいのですが...力及ばずすみませぬ。

仕上がったものがこちらです。写真ではなかなか伝わらないカルロリーバの魅力。触っていただくとシルクという表現がぴったりの柔らかな質感で、着用するととても気持ちが良いです。こんなシャツ着たことが無いというのが率直な感想でした（笑）

最高の生地には最高の縫製を。運針、ボタン付けにもこだわり、見た目もそうですが着やすさも素晴らしい仕上がりです。

CARLO RIVA（カルロ リーバ ）は42,900円～（税込）にてお仕立てしております（2021年1月現在）。店頭にいらした際は生地だけでもご覧になっていただけますと幸いです。