お客様の写真 - DUPUY (デュプイ) 社レザーを使ったオーダーベルト仕上がりと、ALBENI (アルベニ) ネクタイ入荷のお知らせ ～軽やかなスフォデラート仕様です～

2025.09.20DUPUY (デュプイ) 社レザーを使ったオーダーベルト仕上がりと、ALBENI (アルベニ) ネクタイ入荷のお知らせ ～軽やかなスフォデラート仕様です～

昨日はfeel HIMEJIという姫路の魚町にあるワインバーに初めてお邪魔して、とても美味しくワインを頂きました。グラスの中にある“違い”を言葉にして伝えてくださる姿勢は、私ども洋服屋の仕事にも通じるものがあります。見た目が似ている生地でも、織りや仕上げ、糸のクオリティで印象は大きく変わります。その違いを、プロとしてこれからも分かりやすくお伝えしていきます。
　
　

(2軒目だったので写真がイマイチです。ご容赦ください笑)

DUPUY オーダーベルト

さて、本日は先日ベルトフェアで期間限定展開しておりましたDUPUY (デュプイ) 社のレザーを使ったオーダーベルトがいくつか仕上がってまいりましたのでそちらのご紹介と、イタリアのALBENI (アルベニ) ネクタイが入荷しましたので合わせてご紹介していければと思います。

こちらは MARO CALF (マロカーフ)。県外からのご依頼でお作りした一本です。上品な艶と水シボのエンボスが端正な佇まいをつくり、ビジネススーツから上質なカジュアルスタイルまで幅広く活躍します。お客様からも「素晴らしい仕上がりで感激しました」と嬉しいお声を頂戴しました。

こちらは SPORTLUX (スポーツラックス) を用いた3色。ジャケパンやシャツスタイルなど、軽快な装いと調和する表情をしています。シボ感による程よいカジュアルさの中にも、DUPUY特有の緻密な銀面が生む上質さはしっかりと残っています。装いの“きちん感”が担保されています。

※今回のフェアは期間限定でしたが、新しいベルトの取り組みを現在準備中です。10月後半に某所で打ち合わせの予定で、詳細が決まり次第、あらためてご案内いたします。どうぞお楽しみに。

ALBENI ネクタイ

続いて1905年にミラノ近郊で創業したALBENI (アルベニ) のネクタイのご紹介です。もともとOEMで他ブランドのネクタイを作成していたり、ネクタイの芯地を提供していた実力派メーカーで近年は自社名義のコレクションも充実しています。

今回お願いしたネクタイはスフォデラート仕様という、裏地を付けないものにしています。

裏地を省いたことで芯地がわずかに覗く軽快なつくりに。ふわりと締まり、Vゾーンに“空気感”が生まれます。イタリアらしい抜け感のあるスタイルや、秋口のジャケットスタイルと好相性です。

表から見た際も、三巻の端に手縫いのステッチが小さく表情をつくります。これもスフォデラートの風合い、味を楽しんでいただけるポイントですね。

一般的な3フォールドのカッチリ感も良いですし、スフォデラートの軽やかさも素敵です。どういった装いを目指すかでお選びいただくものが変わってまいります。

EGRETでは、店頭に加えオンラインでもネクタイをお求めいただけます。ぜひご覧ください。

THE TIE STORE

いかがでしたでしょうか。スーツやシャツ、ネクタイ、ベルト。装いは「足し引き」の妙で印象が決まります。コーディネートのご相談はどうぞお気軽にお待ちしております。“お客様らしさ”がより一層伝わる組み合わせをご提案させていただければと思います。