お客様の写真 - 【F様のご依頼】シャドーチェック柄を使ったブラックスーツのご紹介

2024.10.25【F様のご依頼】シャドーチェック柄を使ったブラックスーツのご紹介

10月も残り1週間を切り、2024年内のお渡し期限が迫ってまいりました。フルハンドメイド、クラシコ、カスタムと三つの工房があるなか、二番目に納期の長いクラシコは残り1、2週間程度で年内のお渡しのスーツ受付が終わる見込みです (フルハンドは2025年1月以降) 。海外から生地を取り寄せる場合は別途1週間程度かかりますので、取り寄せ生地はこの土日が期限となります。カスタムの工房は11月後半の受付期限となる予定とまだ余裕がありますが、年末年始に着用されるスーツなど、日程がきまっているものはお早めにご相談ください。

さて、本日は某楽器の師範をされているF様のスーツをご紹介します。落ち着きもありながら、洒落た印象を持たせたシャドーチェックのブラックスーツです。

国産ウールのオーダースーツ

今回で2着目のご依頼となるF様がお選びいただいたのは、光のあたる角度によってチェックが浮き上がるシャドーチェックのブラックの生地。ブラックは英国、イタリアであればあまり着用されない色味になりますが、日本においてはビジネスでも一般的に着用されます。海外でこうだから黒を着てはいけない～というのも一つの考え方ですし、ここは日本で日本に根付いたスタイルがあるというのもまた一つの考えです。そして登壇する際に全員揃えて黒を着るといった目的を持たれたF様であればなおさらです。

店主は、お客様に場にそぐわない装いをしていただいてはいけませんので、度々理屈っぽく考えてしまいます 笑 。

肩幅がありながら、細身のF様のお身体を包み込むシルエットでスーツをお作りしています (※着られているシャツはフィッティング当日に着用されていたものです) 。

モダンなイメージを好まれるF様には、生地の質感、フィッティングともに“綺麗です”とお喜びの声をいただきました。

店主も作る作る詐欺でブラックスーツの制作を保留にしていましたが、年末に仕上がるように投入いたしました。他の方が着用されているのを見ているとついつい食指が伸びるのは服好きあるあるかもしれません 笑。

2024年も残りわずかですので、ご着用の機会があられる方は是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。