新入荷情報 - 【2025年秋冬ジャケットコレクション】イタリア製の各ブランドからセレクトされた発色の良い洒落た色柄がラインナップされています。

2025.08.08【2025年秋冬ジャケットコレクション】イタリア製の各ブランドからセレクトされた発色の良い洒落た色柄がラインナップされています。

強い日差しが続く真夏の姫路。外に出るだけで汗ばむ季節ですが、仕立ての世界ではすでに秋冬の準備が始まっています。オーダージャケットやスーツは、ご注文からお渡しまでに1〜2か月ほどのお時間をいただくため、真夏に選んだ生地が、秋の訪れと同時にちょうど仕上がるタイミングでございます。

特に秋冬ジャケットは、キチンと感を残しながらもスーツよりも軽やかに見せることができ、経営者やビジネスマンに求められる品格をしっかり押さえることができます。会食や講演、ちょっとした外出にも使え、季節感と個性を表現できる存在です。本日は某生地商社Tがイタリアブランドのなかよりセレクトしたジャケットバンチをご紹介してまいります。

PIACENZA (ピアチェンツァ)

創業270年以上の歴史を持つ老舗ミル。今季はシルクカシミヤ (目付250g) の無地4色ネイビー、グレー、ブラウン、ベージュの展開。指先が吸い付くような極上の滑らかさと、角度によって深みの出る光沢は、まさに“筆舌に尽くしがたい”逸品です。軽やかな着心地ながら、纏えば確かな存在感を放ちます。

FERLA (フェルラ)

太番手糸を巧みに操るテクニカルな生地が代名詞で、唯一無二の質感を生み出すフェルラ。アルパカ、ナイロン、ウール、コットンを絶妙にブレンドし、ざっくりとした中にも洗練が宿るジャケット地に仕上がっています。触れた瞬間に温かみを感じさせる風合いは、秋冬シーズンの相棒として申し分ありません。

E.THOMAS (Eトーマス)

配色の妙に定評のあるEトーマスからは、美しいチェック柄を4種類。ライトグレーに赤のオーバーペイン、グレーにブルーのオーバーペイン、そしてネイビーとボルドーのコンビネーション。ただのチェック柄に見せて、近づくと色彩の遊び心が際立つ、そんな絶妙な塩梅が魅力です。

TALLIA DI DELFINO (タリアデルフィノ)

世界的に実力が認められているミル、タリアデルフィノからは大柄が収録されています。クラシックなハウンドトゥースやグレンチェックを、モダンな感覚で再解釈したバランスが絶妙です。スーツでは勇気がいる柄も、ジャケットならばアクセントとして楽しめます。

BOTTOLI (ボットーリ)

150年以上の歴史を持つボットーリは、ふっくらとした立体感とニュアンスある色合いが魅力。シャネルのツイードを思わせる生地は、ビジネスシーンはもちろん、特別な会食やイベントでも映える存在感を放ちます。

CANONICO (カノニコ)

豊富なバリエーションを誇るカノニコからは、落ち着いたベージュトーンの大柄グレンチェックをはじめ、無地やヘリンボーンが収録。クラシックさと洒落感を両立させ、幅広い着こなしに対応します。

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した6ブランドのほかにも、10以上の名門ブランドから選び抜いた生地が収録されています。どの生地も、クラシカルな装いにふさわしいクオリティであり、季節の始まりにふさわしい一着を仕立てるきっかけとなればと思います。

気になられた生地などございましたら、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。