TALLIA DI DELFINO (タリア ディ デルフィノ) 2024-25AWバンチ “ハイクオリティ&高いデザイン性”

姫路のオーダースーツ店EGRETでは7~9月頃に秋冬の新作、1~3月頃に春夏の新作服地が入荷をします。継続していくものもあれば、バンチの生地を売り切る形で毎シーズン入れ替わりをしていくものもあります。EGRETではこの常時継続していくものも多数取扱いしていますので、どの季節でも四季折々の洋服をご提案することが可能です。
本日は、仕入れをしていたのですがまだブログにしていないバンチをご紹介してまいります。タイトルにあります通り、TALLIA DI DELFINO (タリア ディ デルフィノ) でございます。
TALLIA DI DELFINO 2024-25AW
100年以上場所を変えずイタリアビエラ地区に拠点を構える老舗テキスタイルメーカーであるTALLIA DI DELFINO。近隣にあるストローナ川の美しい水と、オーストラリア産の最高級ウールやモンゴル産の超貴重なカシミヤを使い、ハイクオリティな生地を織り上げます。現在はStella Biella、GUABELLO、MARLANEといったブランドを持つイタリア最大のテキスタイルグループMarzottoの傘下となり、TALLIA DI DELFINOの強みが一層活かされています。また、ISO14001やZDHCといった環境に対する規格もいち早く取得されています (時代ですね) 。
当店のお客様もTALLIA DI DELFINOの生地で作るオーダースーツへの評価が高いです。高番手糸でラグジュアリーな質感とカラー、扱いやすさを全て揃えたSuper130's ナポリのシリーズは特にご支持を集めています。
なので少し違うシリーズのご紹介です 笑 。Super110'sとTALLIA DI DELFINOのなかでは“細くない”繊維を使ったソラーロ。目付も290/300gとややしっかりとした質感です。それでいてイタリア製生地のお手本のようなユニークな色出しにも注目です。ソラーロ含めたツイルという織り方は、経糸緯糸の色に差をつけることで深みのある生地の見え方をします。
こちらもSuper110's、目付320/330gのクオリティ。ヴィンテージ生地を見るかのような独特のデザインが特徴的です。仕立てる際にはゴージラインを下げて、肩幅も気持ち大きくしたフィッティングにするとより雰囲気がでそうです。
梳毛糸を使ったウーステッドフランネル。優しい肌触りのイタリアらしい生地です。配色も美しくモダンなフランネルスーツにうまく落とし込みが出来そうです。
230/240gとライトウェイトなソラーロ。今からの季節にはやや頼りなく感じますので、春に向けた綺麗な発色のスーツをお考えの際にはぴったりな生地です。
いかがでしたでしょうか。Super130's ナポリシリーズも充実した収録内容のバンチですので、イタリアらしい生地のスーツのお仕立てをお考えの際には、チェックしてみていただけますと幸いです。
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