新入荷情報 - カジュアルシャツのオーダーを成功させる為のポイント3つ。『ジャケパンにも使えます』

2021.12.21カジュアルシャツのオーダーを成功させる為のポイント3つ。『ジャケパンにも使えます』

姫路のオーダースーツ店EGRETです。

オーダースーツと聞くと、“ビジネススーツ”というイメージがある方も多くいらっしゃると思いますが、当店の場合は固いビジネスシーンで使うお洋服だけでなく、ビジネスカジュアルやプライベートな場で着用できるお洋服のオーダーも多く頂戴しています。

出来ない事もありますが、左右別々の生地を使ったジャケット等、幅広い仕様に対応しています。

とはいえ、オーダーだからと最初から完璧な物が手に入るわけではありません (特にサイズ感は) 。

人それぞれの体型に合わせて、異なる素材でお作りするため、万全を期しても微妙なズレが発生するものです。

本日はそんなズレが少しでも解消されるよう、カジュアルシャツを仕立てる上でのポイントを3つご紹介していきます。ポイントは、サイズ感、素材、ディティールの3つです。

サイズ感

カジュアルシャツの場合、ビジネス用のシャツと異なり着用方法が異なります。パンツにシャツの裾を入れるのか、ジャケットを上から着用するのか etc...

パンツの外にシャツの裾を出すのであれば、着丈を短くする必要がありますし、身幅を少しだけ広くする場合もあります。ジャケットを上から着用しないのであれば、袖先にできるブラウジングを減らす為に袖丈を短くしても良いです。

お客様のどう着たいか？を実現するため、ビジネス用のシャツとサイズが全く同じというのはありえません。

素材

ビジネス用のシャツであれば番手の大きな細い糸を使用するのが基本です (スーツの素材に合わせてその限りでない場合もありますが) 。

カジュアルシャツであれば、基本は糸が太い生地や、リネンやフランネル素材の使用、色の自由度も高くなります。

オックスフォードという生地一つとっても、糸を細くすればピンオックスというビジネス使いできる生地になるので、カジュアルではその逆という訳です。

ディティール

ディティールによりカジュアルさを出すのも大切です。カジュアルなサイズ感、素材のシャツにはカジュアルなディティールが良く似合います。

シャツの顔である衿は、衿腰を低くして、羽根衿を小さく、開き具合も広くすることでカジュアルさが出てきます。ボタンダウンという仕様もそうです。

ステッチの幅もコバ (約2mm) よりも広げた方が良いですし、前立ても裏前立てよりは表前立ての方が相性が良いです。

切り替えしや釦に特徴があるウエスタンシャツもお勧めです。

いかがでしたでしょうか。気分の上がるとっておきの洋服をビジネスだけでなく、プライベート用でもオーダーいただけます。是非ご参考にしていただけましたら幸いです。

EGRETではこんなオーダーをする事も可能です

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