新入荷情報 - 【MAJESTIC (マジェスティック) 】SCABALが織り上げるクラシック&モダンな英国服地 “Super100's 280g/m”

2024.09.14【MAJESTIC (マジェスティック) 】SCABALが織り上げるクラシック&モダンな英国服地 “Super100's 280g/m”

昨日ご紹介したベルギーの高級マーチャントSCABAL (スキャバル) THE ROYAL (ザ ロイヤル) に続き、本日はMAJESTIC (マジェスティック) をご紹介いたします。THE ROYALと同じ“highest quality (最高級) ”なSuper100'sの原毛を使いつつ、MAJESTICは英国ヨークシャーにある自社工場にて2/1ツイルで織り上げています。THE ROYALと同じSuper100'sの原毛でも異なるクオリティのシリーズであるMAJESTICを深掘りしていきます。

　
　

MAJESTIC

原毛や糸の太さはほぼ同じで、経糸は70番双糸、緯糸は40番単糸を使用。目付は260gで、THE ROYALの280gと比べるとやや軽量な仕上がりです。冬場には物足りなく感じる方もいるかもしれませんが、MAJESTICは幅広いシーズンで着用できるシリーズとしてご利用いただけます。

MAJESTICとTHE ROYALの違いとして、織り方がツイルかサージかという点が挙げられます。どちらも綾織りの一種ですが、ツイルは表裏で色や柄の出方が異なるのに対し、サージはほぼ同じ見え方になります。ツイルはしなやかで光沢が出やすく、軽量なのが特徴。一方、サージはハリがあり、フォーマルで堅牢な印象を与えます。

SCABALのユニークな点は、ソフトな質感のツイルを英国で、堅牢なサージをイタリアで織り上げていることです。これには、グローバルで折衷的な生地作りを目指した狙いがあるのかもしれません。

　
　

デザイン面では、クラシックなピンストライプ、洗練されたシャドーストライプ、時代を超越したチョークストライプなど、絶妙なストライプの数々。洗練された同系色のチェックや、ソフト・イエローからダーク・グレーまでの鮮やかなヘリンボーンもあります。淡い色は、色糸と白糸の組み合わせで杢調に織られており、ソフトでラグジュアリーな魅力があり、スーツだけでなくオッドジャケットにも適しています。これ以外にも“豊富な無地カラーを揃えたMAJESTICは、現代のテーラリング愛好家のための洗練と多用途性を象徴する”とSCABALは語ります。

　
　

ライトグレーにホワイトとピンクのストライプがオルタネイトに入った生地がトップバッターとして収録されています。

　
　

クラシックなヘリンボーンストライプと思わせて、ピンチェックのような織り、赤の色糸を間に挟ませています。

　
　

ペンシルストライプの色糸を薄いピンクに配色させたクオリティ。

　
　

オッドジャケットに使って頂きやすい太めのヘリンボーンストライプ。色糸と白糸を組み合わせたサンクロスです。

　
　

上と同じ織りですが、色味をグレイッシュなブルーを選ぶ事でビジネスでもご活用いただけるクオリティです。

　
　

MAJESTIC全コレクション

　

　
　

いかがでしたでしょうか。THE ROYALは84クオリティ、MAJESTICは60クオリティと見ごたえ十分の生地がラインアップされています。エグゼクティブな雰囲気あるスーツを作られる際にはどちらもご覧頂きたいシリーズです。

姫路市で拘りの洋服をお仕立ての際には是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。