VITALE BARBERIS CANONICO (ヴィターレ バルベリス カノニコ) 2024年春夏コレクション
高級服地メーカーとしてイタリアで最も生産量の多いミル、VITALE BARBERIS CANONICO (ヴィターレ バルベリス カノニコ) 。2024年春夏に向けたコレクションが入荷をしてまいりました。毎シーズン、バランスの良い構成で、ビジネス向けの基本をしっかりと押さえつつ、季節感のあるスポーティな生地も展開されています。今回のコレクションでは全194色柄をABITO & GIACCA、LE STAGIONIの2冊で収録しボリュームも大きく、注目を集めるものとなっています。
ABITO & GIACCA
ABITOはイタリア語で“スーツ”を意味し、GIACCAは“ジャケット”の事を指します。このコレクションでは、春夏の定番である生地の織り方トロピカルを核として清涼感、季節感を重視した内容に仕上がっています。
MESH SUITING 220g/m
通常ジャケット生地に使われるホップサックという織り方にアレンジを加えて、パンツでも耐えうる強度を付けています。日光にかざすと透けるような薄さがあり、見た目から涼しげな印象を与えます。
WOOL & CASHMERE TROPICAL 200g/m
トロピカルは夏に適した平織り生地で一般的にはシャリっとした肌触りになりがちですが、こちらはCASHMEREの影響からか触り心地は大変ソフトで滑らかです。たった5%しかブレンドされていないにも関わらず、驚くべき質感が生まれています。
Super120's 230g/m
ビジネス使いしやすいSuper120's 双糸で軽やかに着用頂けるスーツとなります。
WOOL SEERSUCKER 270g/m
シアサッカーをウールで作るとここまでエレガントに見えるのかと気づかせてくれたシリーズ。コットンよりも柔らかくしなやかで、仕立て上がりも美しいです。
GRAFFITI FABRIC 250g/m
デニムのような質感にデザインされたGRAFFITI FABRIC。クリアな見た目で清涼感がある生地です。
WOOL COTTON & SILK PANAMA 260g/m
ウールにコットン、シルクをブレンドし荒めの平織りに仕上げてクオリティ。
WOOL & COTTON SUITING 240g/m
コットンらしいふんわりとした風合いを持たせ、カジュアルな雰囲気のクオリティです。どれもウールを軸にしているというのがポイントで、これはスーツやジャケットを作る上で最も適した繊維であることを表しています。
LINEN & 21μWOOL 240g/m
夏こそ清涼感のあるリネンがお勧めです。ウールとブレンドさせる事でしなやかさが加わり、美しいスーツに仕上がります。
OVERSHIRT 230g/m
オーバーシャツにも使える大柄の千鳥格子です。
WOOL SILK & LINEN JACKETING 290g/m
ウール、シルク、リネンという雰囲気の出るジャケット生地を作る上で間違いのない組み合わせで作成されています。
MESH JACKETING 280g/m
CANONICOで定番的に登場しているホップサック。
FINE CANVAS BISTRETCH 250g/m
数シーズン前より展開されているCANONICOハイテク生地。独特なマットな質感と驚くようなストレッチ性を持っています。かっちりするのでなく、スポーティな洋服にお勧めです。
NATURAL STRETCH MESH BLAZER 290g/m
ウール100%のホップサックにストレッチ性を持たせたジャケット地。
NATURAL STRETCH WOOL & MOHAIR 250g/m
本来、モヘアはしなやかさが無く伸びる事はありませんが、CANONICOの特殊な仕上げ方法により横伸びはもちろん、わずかに縦伸びもする生地。最近の生地の進化スピードがすごいです。
21μ NATURAL STRETCH TROPICAL 250g/m
こちらもウール100%のストレッチ生地。強撚糸の質感もあり、春夏らしいマットなビジネススーツとして大活躍するのではないでしょうか。
LE STAGIONI
イタリア語で季節を指すLE STAGIONIコレクションには、モヘアを代表にCANONICOの春夏主力シリーズが収録されています。ビジネスシーンからパーティシーンまで幅広いシーンで活躍するスーツをお仕立てして頂けます。
LIGHTWEIGHT BEAUSOLEIL 250g/m
目付360gだったBEAUSOLEILの軽量版としてソラーロ生地が登場しました。
WOOL & SILK DOUBLE WARP 250g/m
CANONICOのソラーロ生地といえばこのWOOL & SILK DOUBLE WARP。シルクが10%ブレンドされ、さらっとした清涼感があります。
4PLY TROPICAL 410g/m
春夏なのに4本の糸を撚り織り上げて目付410gというヘビーウェイト生地。夏の着用は難しい生地かと思いますが、シワに強くお客様からは春、秋にご着用いただく上でご支持頂いています。
21μ WOOL & MOHAIR TROPICAL 280g/m
小さな格子の入ったモヘア混のトロピカル。
MOHAIR QUATTRO 290g/m
CANONICOを代表するモヘア生地がこのモヘアクアトロ。仕上がりも綺麗でウール以外の夏生地にチャレンジされたいお客様にお勧めです。
MOHAIR TWILL 260g/m
生後3カ月以内のアンゴラヤギを15%ウールにブレンドさせたクオリティ。清涼感のある光沢があります。因みに冬素材として登場するアンゴラは、アンゴラウサギの事で、モヘアのアンゴラヤギとよく混同されますのでご注意ください。
PRUNELLE 110's 240g/m
Super110's緯糸単糸の光沢があるスーツ生地は、チェック、ストライプ、ソリッドと幅広いラインナップです。
JACQUARD PRUNELLE 260g/m
カモフラとフラワー柄を織りで表現したPRUNELLE。JACQUARDあるあるで、スペルの通り本来はジャガードではなくジャカードです (笑) 。
PRUNELLE FORMAL 250~260g/m
PRUNELLEのフォーマル生地。礼服は黒さの深さを求めますのであまり適しませんが、慶事にお使いになられる場合は美しい艶を持つこれらの生地は良い選択の一つになるかと思います。
いかがでしたでしょうか。寒い日が続きますが、春夏にどういう洋服を着ようか?と考えながら、綺麗な色合いで質感の良い生地を見ると気分が上がってきます。私は夏前に行く予定の家族旅行で何着ようかと今から考えております (笑) 。
姫路市で拘りの洋服をお探しの方は是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。
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