新入荷情報 - 21-22秋冬 TRABALDO TOGNA (トラバルドトーニャ) 、E.THOMAS (エルネスト・トーマス) セレクション

2021.12.1821-22秋冬 TRABALDO TOGNA (トラバルドトーニャ) 、E.THOMAS (エルネスト・トーマス) セレクション

姫路のオーダースーツ店EGRETの生地の多くはメーカーや商社から仕入れをしていますが、中には問屋から仕入れる事もあります。

前者と後者の違いは生地のバリエーションの豊富さであり、メーカーから仕入れをすれば基本的に全てのラインを取扱うことが可能です。対して問屋の場合はブランド毎の生地数が多いとは言えなかったり、最新のコレクションで無かったりする場合があるのですが、お値段が若干安くなる事が多いです。

そんなお買い得生地、2ブランド35種類をご紹介します。

TRABALDO TOGNA (トラバルドトーニャ)

トラバルドトーニャは、1840年設立でイタリア・ビエラ地区を拠点とする服地メーカー。その特徴はSuper120’sという光沢が出ながらも扱いやすい原毛を使用したウール100%のストレッチ素材にあります。

通常、ストレッチ性を持たせるのであればポリウレタン、ライクラ、エラステンといったストレッチ機能を持つ化学繊維をウールに混ぜて織り上げるのがほとんどでしたが、トラバルドトーニャは天然素材に拘り、化学繊維を使用せずに機能性を持たせています。

今では、同じくイタリア生地のカノニコ等でも取り入れているウール100%のストレッチ素材ですが、トラバルドトーニャは代表格と言えるブランドです。今回の生地ブックに入っている物は3クオリティ。

Super120'sウール×シルク

シルクを混ぜた楊柳のある生地。ビジネススーツというよりはジャケット単体であったり、ニットと合わせてセットアップで着用いただくのがお勧めです。

Super120'sウール オールシーズン生地

生地の雰囲気は仕上げによって変わります。毛羽立ちを抑えた仕上げをすれば光沢が生まれ、通年使用していただけるスーツ生地になります。ジャケパン用のパンツとしても使いがったが良いです。

Super120'sウール 秋冬生地

反対に仕上げで毛羽立ちを残せば、秋冬感が生まれる生地になります。こちらもスーツでもジャケット単品でもお使いいただけます。

E.THOMAS (エルネスト・トーマス)

1922年創業のエルネスト・トーマス。こちらもイタリアを代表する老舗服地メーカーです。ソフトであり高級感のある質感が魅力的です。

Super120'sの深い光沢が美しい起毛生地で、どれもニュアンスのある柄が並びます。

目付300g程度でパンツとしての耐久性もあり、スーツとしてもお作りいただく事ができます。

いかがでしたでしょうか。

通常、秋冬生地は7～8月に入荷する事が多いのですが、こんな中途半端な時期だからこそお買い得生地をご紹介しました。

まだまだ寒いこれからの時期に合わせて、新しいお洋服はいかがでしょうか。

姫路で拘ったお洋服をお探しの方は是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。