新入荷情報 - 【REDAアクティブ】綿ではない、メリノウールのオーダーシャツ

2021.05.30【REDAアクティブ】綿ではない、メリノウールのオーダーシャツ

シャツの素材と言えば、コットンやリネン (麻) を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？

形態安定のポリエステルを使ったシャツも存在しますが、当店はドレスシャツであればコットンやリネン以外使用することは稀です。今後技術革新が進めば話は変ってくると思いますが、今のところシャツを含めてスーツスタイルには天然繊維が最も相性良いと考えています。

肌触りや見た目の質感も改善されて、また環境にも配慮されたポリエステルが出てくれば使用推進していくかもしれません。

シャツにウール？？

天然繊維といえば、コットン、リネン、シルク、ウールの4種類がメインになってきます (他にもモヘアやカシミヤ等があります) 。それぞれに優れた特性があって、ケースバイケースでスーツやシャツに使用して区分けですが、先ほどもお伝えしたようにシャツの基本素材はコットンとリネン。

シルクシャツは、レディースのシャツで使用すれど現在のメンズではほぼ使用されることはありません。ウールシャツも最近まで私も聞いたことがなかったのですが、なんと今回EGRETにも初登場です！！笑

ウールのシャツ

ウールと聞くと、冬の素材というイメージな方はいらっしゃいませんか？ 温かみがあって、フワフワしているようなイメージが強いのは恐らく、セーターや冬のコートのイメージだと思います。でも実はウールは夏であっても力を発揮する素材だったりします。

コットンやリネンと違い、ウールにはスケールと呼ばれる、人間の髪の毛でいうキューティクルのウロコ上の表面になっています。これにより湿度調整をおこなえ、表面の油分により汚れがつきにくかったり、高い防臭効果や静電気を発生させにくいのでベタ付き防止にもなり、夏に使いたくなるような機能をたくさん持っています。

夏なので洗濯が前提になること、真っ白のウールが作りにくいことから (ややクリームがかる) 、使える生地は限られているのですが、ウール素材をカジュアルシャツにするというのは今後の流れになってくるかもしれません。

使用しているのはREDA (レダ) という高級イタリア生地ブランドのもので、レダアクティブという機能性服地のシリーズです。ニュージーランドメリノウールの横糸にリネンを交織させているので、所々リネンの節が横に走っているのが分かると思います。

REDAは昨今注目されているSDGsにも熱心に取り組んでして、ZQメリノという認証も獲得しています (安定した生産、地球環境の保全、生命の尊重、健康、生活の安心、動物愛護を恒久的に維持していく努力を果たしていることを認証するシステム) 。

こちら2着自分用にオーダーしたもので、実際に一日過ごしてみるとコットンよりもベタつかず非常に快適でした。

コットンよりもウールは原毛段階から高価なことから1着25,300円 (税込) と少し高級ですが、その価値は十二分にありとてもお勧めです。

ただ！申し訳ありません。

こちらブラウンカラーが生地在庫切れ ＆ 再入荷見込みがなく完売です。現在ブルーのみでオーダー受付しております。

恐らくブルーもなくなりそうな勢いですので、気になられた方はお早めにお問い合わせください。