新入荷情報 - 【一枚仕立て】知ってました?アンコンジャケットを作るのは難易度高し

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【一枚仕立て】知ってました?アンコンジャケットを作るのは難易度高し

【一枚仕立て】知ってました?アンコンジャケットを作るのは難易度高し
新入荷情報

こんにちは、オーダースーツEGRETの鳥形です。

天気予報を見ると、今週末は気持ちの良い天気になりそうです。朝晩だけ一桁気温になりますので上着はお忘れずになさってくださいね。

 

早速今日のブログの内容へ。

一枚仕立てのジャケット、またはアンコンジャケットって聞いたことがありますか?

どちらも同じジャケットのことです。

一枚仕立ては、表地の布一種類のみを使用して作るジャケットという所からきて、表地以外の裏地、芯地を使いません。

アンコンジャケットは、アンコンストラクションジャケットの略で、コンストラクションは構造や組立という意味。つまり構築要素である裏地や芯地を使いませんよ~という、一枚仕立てのジャケットと同じことを指します。

厳密にいうと表地一枚だけででなく、裏側のポケットのたたき部分に補強の芯材、伸び止めテープ、パイピングテープ等の副資材を使っている事がほとんど。これらのパーツが無いと、破れや伸びの原因になったり、縫い代が汚くなるためです。ほぼ一枚で仕立てているということでお許しください (笑) 。

 

EGRETのアンコンジャケット

EGRETのアンコンジャケット

EGRETのアンコンジャケット

EGRETのアンコンジャケット

 
 

このアンコンジャケット、芯材や裏地を付けたものより作るのが難しくなります。

カーディガンのように、平面的なシルエットに仕立てるのであれば難易度は上がらないのですが、立体的に作るとなると話が変わります。

 

アンコンジャケットに付いていない芯材は、ジャケットの形を作る上でガイドになる役割を持ちます。

よくあるオーダースーツのブログで、フル毛芯を使っているから高品質なスーツ!という話があるのもこの役割によるものです。構築的なシルエットにするためにも使われるのがこの毛芯です。

それを取って作るのだから、綺麗に仕上げる難易度が上がるのは当然ですよね。

立体的に仕上げつつ、空気をまとっているような軽やかさというのが、EGRETのアンコンジャケットの特徴です。

 

EGRETのアンコンジャケット

EGRETのアンコンジャケット

EGRETのアンコンジャケット

EGRETのアンコンジャケット

EGRETのアンコンジャケット

EGRETのアンコンジャケット

 

薄い接着審も使わずにこのシルエット。空地をまとうとても美しい仕上がりです。

職人の高い技術力に感動します。

カジュアルにも着用できるEGRETのオーダージャケット。気になられた方は是非一度お問い合わせください。

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