新入荷情報 - 春のニットネクタイで軽やかなスーツスタイルを

2021.03.27春のニットネクタイで軽やかなスーツスタイルを

姫路のオーダースーツ店EGRETの鳥形です。

春と言えば桜。

本日の姫路も、姫路城に咲いている桜を見に行かれている方が多いようです。

EGRETはお城と反対方向なので、SNS情報にはなりますが (笑) 。

春のネクタイといえばニットタイ

本日ご紹介したいものがタイトルにある通りニットタイ。ニットタイとは字のごとく、ニット素材を使用したネクタイのことです。

生地には織るか編むかの違いで、“織物”と“編物”があります。

スーツやシャツに使用されるのはほとんとが織物。スウェットやTシャツは編物。

がっしりしているのが織物、びろんびろん伸びるのが編物。

簡単にいうとこういう特徴を持っています。ニットとセーターを混同してしまいがちなのは、素材としてのニット、アイテムとしてのニットがあるというアパレル複雑現象のためです (笑) 。

デニムとは本来素材のことだったのが、ジーンズのことを指すようになったのと同じです。

アパレル関係者でも、織物と編物の区別が付いていない人も多いので (悲しいですが) 、そんなものか、、、と思っていただければと思います。

話が戻ると、、、

ニットタイは、編物の生地 (編地) を使ったネクタイのことを指します。

シルク素材のニットタイは軽やかな印象を持たれるため、春夏シーズンに適したネクタイです。

ややスポーティなイメージのある素材なので、艶々なスーツとはあまり相性が良くありませんが、平織りや強撚糸使用のスーツなどやや落ち着いた素材のものであれば付けていただくことで春夏らしい軽いイメージのスーツスタイルになります。

EGRETでは、今季3種類のブランドからニットタイをご用意しております。それぞれ詳しく画像をご覧ください。

・アスコット
・アルベニ1905
・タイユアタイ

・アスコット

ドイツのアスコット社製のニットタイ。上品な光沢のあるシルクニットでありながら、目を詰まらせ固さのあるがっしりとした仕上がりです。ネクタイ幅5.5cmと一般的なニットタイ同様ジャケパンなどスポーティな装いでの使用がお勧めです。

・アルベニ1905

イタリアのネクタイ芯やOEM (請負生産) をしていた工場のオリジナルブランド、アルベニのニットタイは大ぶりの編みが特徴で、3つの内一番の軽さを持っています。ネクタイ幅6.5cmで、剣先が三角とフォーマル度もキープさせているのでスーツでも使っていただいて問題ありません。

・タイユアタイ

タイユアタイといえばセッテピエゲ (7つ折りにして形どる独特な製法) が有名ですが、こちらのニットタイでもセッテピエゲが使われています。織物よりも縫いにくいニットで綺麗に成型できるのはタイユアタイの技術力の高さが垣間見れます。ネクタイ幅も8.5cmと普段のネクタイと変わらない使い方で活躍する逸品です。

スーツスタイルを今から揃えていこうという方には不向きかもしれませんが、ある程度のネクタイをお持ちで季節感を出してお洒落を楽しみたいという方にはとても良いアイテムなのがニットタイ。普段選ばないものなのでギフトにも良いかもしれません。

合う合わないがありますので、気になられた方は一度お問い合わせいただけますと幸いです。