新入荷情報 - 【プリンス オブ ウェールズチェック】Vitale Barberis Canonico (カノニコ)

2021.03.17【プリンス オブ ウェールズチェック】Vitale Barberis Canonico (カノニコ)

姫路のオーダースーツ店EGRET、鳥形です。

先日、東京の南麻布にあるLECTEUR (レクトゥール) というオーダースーツサロンの方にご来店いただきました。同業者ではありますが、意見交換などさせていただき大変刺激になりました。横のつながりはとても大切だと感じています。

レクトゥールさんは東京の一等地で何人もスタッフを抱えられ、当店とは規模が違いますが、EGRETも負けてはおれません (笑) 。

少しずつ少しずつのペースにはなると思いますが、姫路という街からイケているビジネスマンを増やしていけるよう頑張っていきたいと思います。

【プリンス オブ ウェールズチェック】Vitale Barberis Canonico (カノニコ)

さて、本日のブログはお客様のオーダージャケット仕上がりのご紹介。

掲載の柄は、〝プリンス オブ ウェールズチェック”という名前です。グレンチェックの一種で、青のオーバーチェックが入ったもののことを指します。名前の由来は、クラシックのお手本とされ本ブログでも度々名前をお出ししている、エドワード8世 (ウィンザー公) がウェールズ王子時代にこの柄のスーツを愛用していたことによります。

プリンス オブ ウェールズチェックなんて名前が付いていたらテンションが余計に上がりますよね！

こちのプリンス オブ ウェールズチェックは、Vitale Barberis Canonico (ヴィターレ バルベリス カノニコ) の21マイクロンシリーズの〝スプリング4PLY”に収録されています。イタリア服地では単糸といって1本取りで生地を織りあげているものが多いですが、こちらは4本取りで目付410gという非常にしっかりとした生地。

強撚糸の平織り、かつ打ち込みが多いわけではないので、春夏服地としてご使用いただけるクオリティです (特徴のある生地感ですが、写真でうまく伝わらないのが残念) 。

パターン、縫製面をイタリアクラシコを意識した工場にお願いして仕立ててもらったので、シルエットが丸くカーブのラインが美しいです。当然のことながらポケットの柄合わせも完璧で、仕立ての良さが伝わると嬉しいです。

本ジャケット、いかがでしたでしょうか。

プリンス オブ ウェールズチェックにちなんで華やかに合わせるコーディネイトも素敵ですし、白のカットソーやサマーニットでカジュアルに合わせることも可能です。

是非お試しいただけますと幸いです。