新入荷情報 - ”所有欲をくすぐる” Harris Tweed（ハリスツイード）でオーダーコート

2020.10.21”所有欲をくすぐる” Harris Tweed（ハリスツイード）でオーダーコート

10月に入り、来店される多くの方が言われるのが”コートが気になる！”という言葉。

洋服好き、スーツ好きあるあるだと思うのですが、シャツなどの軽いアイテムよりも、コートなどの重衣料好きが多い傾向があります。

私自身も秋冬の洋服のほうが好きで（夏でもスーツにネクタイなので、秋冬は過ごしやすいということもありますが笑）、寒くなってくるのを肌で感じるとワクワクしてしまいます！

楽しい楽しい秋冬の洋服において、

耐久性の高い厚地のコートは男性の洋服の象徴でもあるため、時計などと近い感覚で

良いモノを長く愛そう

と皆様お求めになられています。

コートといっても生地だけでも数多く存在している中で、近年の洋服の流れである”軽さ”を追うことなく、伝統を重んじて変わらないガッチリした素材感の生地作りを続けているブランドをご存じでしょうか？

本日ご紹介するHarris Tweed（ハリスツイード）がまさにそれです。

Harris Tweed（ハリスツイード）

ハリスツイードは100年以上の歴史を持ち、イギリスのスコットランドにあるハリス島で作られているツイード生地のことで、ハリスツイード協会による厳しい審査を通過したもののみ、名乗ることができる由緒あるブランドです。

ちなみにツイード生地とは、紡毛糸という太く短い羊毛を使用した糸で織られた（細く長い羊毛は梳毛糸）生地のこと。縮絨（しゅくじゅう）という縮ませて目を詰まらせることをしないので、太い糸のざっくりとした質感が残っています。その風合いを活かしてヘリンボーンや綾織といった織地を強調したものも多く存在し、ツヤが出ない分カントリー調の雰囲気が出やすくなります。

また、保温性が高く、耐久性も高いので10年、20年選手として長く愛していただける強さも持っています。

ツイード素材の名門であり、圧倒的知名度を誇るのがハリスツイード

英国王室から使用許可が出ている宝珠はトレードマークとして広く認知されています。認知されすぎて本来使ってはいけないものにまでこのマークがついていますが、それはまた別の機会で(^^)/

このザックリ感がたまりませんね！

気になる生地を見ると、自分用に作ってしまうのが私、鳥形。

ということでハリスツイードでオーダーコートを作っちゃいました。

Harris Tweedのオーダーコート

手に持つと目付490gのしっかりとした重さを感じますが、袖を通すとあら不思議（是非ご実感いただきたい）。

しっかりとフィットするのでとても着心地が良いんです！

ザックリとした生地でカジュアルになりすぎるか？という懸念を持たれる方もいるのですが、そこはハリスツイードの素材の良さ。

仕立て映えして美しいラペルのドレープを描くので、

非常にクラシカルです。

自分用にハリスツイードで仕立てるのは初めてだったのですが、一気にファンになりました！

長い間着込んで、第二の皮膚のような自分だけの一着にしていこうと思います。

所有欲をくすぐられるようなあなただけのオーダーコートを是非味わってみてください。