新入荷情報 - FOX BROTHERS 2020-21秋冬新作 FOX CITY（フォックスシティ）

2020.08.21FOX BROTHERS 2020-21秋冬新作 FOX CITY（フォックスシティ）

イーグレットウェンズデー（水曜のブログ更新）が出張のため1週飛んでしまったので、気合を入れてイーグレットフライデーにいってみようと思います。

今日のテーマは私、鳥形が大好きな生地ブランド、フォックスブラザーズの新作コレクションの一つ、FOX CITY（フォックスシティ）について。

フォックスブラザーズのブランド詳細については、当サイトの生地情報を見ていただきたいのですが、ざっくり良さを一言であらわすとクラシックと革新（偉そうな言い方ですみません）。
33歳と若輩者である私がクラシックを体現できている領域には到達できていないのですが（日々勉強、日々修練です）、このブランドに実際に触れ、袖を通すことでそのクラシック、正統さを知る事ができます。

それに加えて、CEOのダグラスコルドーさんの感性が歴史あるフォックスブラザーズに革新をもたらし、伝統的な物づくりを継承しつつも現代のビジネスマンにおくるデザイン性を丁度よい塩梅で生地に盛り込んでいます。新シリーズフォックスシティも多分に漏れずです。

フォックスシティについて

フォックスシティの大きな特徴が汎用性の高さです。

目付290～320g（150cm巾×100㎝の重さ）とややしっかりとした梳毛生地で、秋冬にリリースされるものとしては珍しい平織り（綾織りよりもしっかりとしていてハリがある）です。平織りの弱点であるシワになりやすさは、強撚糸という”撚り”の強い糸で織りあげることで解消させ、真夏以外の3シーズン日常使いで着用していただけます。

カラーバリエーション58色と素晴らしいラインナップです。ダグラスコルドーさん曰く、ベーシックなネイビーやグレーはビジネススーツとして、グリーンやオレンジといった鮮やかな色味はスラックスにお勧めだそうです。

またこの色は”トープ”と言われ、英国の歴史を感じ取れるものだと言っています。第二次世界大戦中に英国で開発されたコートに使われていた素材にブリティッシュウォームというものがあり、その時の色を再現したものがこのトープです。ビジネス使いには職場を選びそうですが、サファリジャケットなどにして軍物を意識して作られても格好良さそうなものが仕上がりそうです（自分用に作ろうかな笑）。

ご覧ください！ビジネス使いしやすいブルー系無地だけでもこれだけあるので、ご自身の職場環境と見せたいイメージ、お似合いになられる色合いに合わせてお選びいただけます。

無地以外も注目生地が、、、

無地だけでなく、汎用性の高い柄にもご注目ください。こちらはドッグトゥースと呼ばれる千鳥格子。かわいい子犬くらいの大きさの柄で、遠目から見るとほぼ無地。ビジネススーツとしても活躍します。

その他、グレンチェックにストライプ等々、”使える生地”が並びすぎるのでじっくり見てイメージをしていくだけで日が暮れてしまうかもしれません。
打ち込みが強く仕立て映えもするので、格好良いスーツをご所望の方にはどなたでもお勧めできるのがフォックスブラザーズのフォックスシティです。