HARDY MINNIS - 取り扱い生地 - 姫路のオーダースーツ店 EGRET

HARDY MINNIS (ハーディーミニス) は、ロイヤルワラントを保持するJohn G Hardyと、サヴィルロウに生地を初めて卸したJ＆J Minnisが合併して設立されました。John G Hardyはエドワード8世が愛用したグレンチェックやプリンスオブウェールズチェックを制作し、1930年には英国王室にツイードを供給。J＆J Minnisは世界最古のマーチャント会社の一つで、世界中のテーラーと信頼を築いてきました。現在もエリザベス女王からロイヤルワラントを保有し、最高級の生地を提供しています。

キューゼットツー QZ2

QZ2は非常にユニークな生地であり、テキスタイル専門家は「こんな高目付の生地に16ミクロンの希少な細い原毛を使うなんてナンセンスだ」と評します。しかし、この誰も作らない生地を完成させるために、何度もトライアルを重ねました。テーラーで縫製しやすく、耐久性があり、しなやかな風合いを持つラグジュアリーな生地です。52番手の糸を用い、しっかりとした織りが特徴です。QZ2には新たなストーリーがあり、ウーステッドフランネルバージョンが追加されました。これはハダースフィールドの川の水で仕上げられた梳毛のフランネルで、軽量で英国製の2×2ツイル組織です。デザインや色柄も工夫され、クラシックなウィンドウペンやシャークスキン、ペンストライプなどのバリエーションが揃っています。
キューエックスツー QX2

『52/2 warp & weft (16micron)』OX2は、クラシックスーティングのアップデートバージョンで、画期的なOXクオリティの次世代コレクションです。平織りで仕上げられたOX2は、Super150's (16.0ミクロン)の原毛を贅沢に使い、太番の52番手双糸を経緯に使用しています。これにより、ボリューム感のあるボディと仕立て映えする生地が実現しました。さらに、この太番のSuper150's素材の良さを引き立てるために、ハーディー・ミニス独自の仕上げ工程を開発。ハリのあるボディ感を保ちながら、ソフトでクールなタッチとドレープ感を実現しています。仕上げには化学薬品を使用せず、ナチュラルな方法で行われており、これは英国伝統の設備・技術との革新的な組み合わせによるものです。OX2はオールシーズン対応の新しい基準となるユニークな生地であり、ハーディー・ミニスはこの生地を提供できることを誇りに思っています。仕立てられたスーツは、ワードローブにしまい込まれることなく、頻繁に活用されることでしょう。
フレスコスリー FRESCO III

『FRESCO LITE』は、FRESCO®の進化系であり、オリジナルの特徴を保ちながら軽量化され、スムースな風合いを持つ280gの生地です。シワになりにくい特性を備え、全36色展開です。ハダースフィールド製で、英国ハーディー・ミニスのみが提供するこの生地は、独自のオリジナル糸を使用し、強撚をかけています。仕上げ工程でも耐皺性を高める特別な手法を採用。黒糸を用いた経糸、クロスダイ、メランジMIXなど、クラシックからファッション性の高いデザインまで多彩です。一方、『ORIGINAL FRESCO』は、クラシックを好む方に向けた伝統的な構成で、1907年に特許を取得したオリジナルのFRESCO®です。310gのFRESCO MOHAIR、2PLY FRESCO、3PLY FRESCOといったバリエーションがあります。