DORMEIUL - 取り扱い生地 - 姫路のオーダースーツ店 EGRET

DORMEIUL (ドーメル) は1842年にジョーンズ・ドーメルが設立した生地ブランドで、イギリスからの毛織物をフランス国内に輸入したことが始まりで、現存する世界最古の服地マーチャントといえます。ファッションの都、フランスらしく当時よりファッショントレンドに合わせて生地を調達することでブランド化に成功しました。ブランドロゴには、PARISとLONDONと書かれた下にdomus optima domus amicaと書かれています。ラテン語を直訳すると最高の家、親しみやすい家ということになりますが、ドーメルとしては最高品質であることはもちろんのこと、親しみやすい心温まるサービスを追求していく想いを持っているということです。現在でも、世界最高品質のイギリスのハダースフィールドで生地を作っていて、80ケ国以上に供給されています。フランス、パリコレクションに出展しているエルメスやシャネル、ディオールといった高級既製服ブランドからもドーメルの生地が選ばれていて紳士、婦人服地ともに世界的に評価が高いです。

アマデウス AMADEUS

"1992年に発表され今年で30年という節目を迎えるアマデウスがリニューアルしました。ドーメル曰く、“この服地を手に取るとモーツァルトの音楽を聴いているかの如く、美しさの本質が心の中に染み渡る”という自信作。アマデウスはSuper100'sという昨今ではそこまで細い原毛を使用しているわけではありませんが、そこは流石ドーメル。美しいドレープが出て上品な艶が生まれている服地です。グリーンやボルドーといったカラーリングであったり柄の出し方が絶妙で、パリのDiorやLanvinといったコレクションブランドで扱われているようなラグジュアリーな質感が魅力的に写ります。英国で織り上げ、目付は280-300g (一部240-260g) とウェイトがあるわけではないのに仕立てた際に映えるであろうハリコシのある生地になります。