スーツの小ネタ
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フルハンドメイドオーダーは何が違う?~ジャケットのディティール編~
当店はお仕立てしている工房毎に複数のオーダーのレーベルを設けています。 EGRETのディフュージョンラインではありますが、自由度が高いカスタムレーベル (左右で半分違う生地なんてのも過去に作りました) 。イタリアンクラシコを感じさせる軽やかな着心地と美しいシルエットを作る国内屈指...
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『コットンパンツのアイロン方法』~洗濯後の一手間で見え方が大きく変わります~
当店で大変人気のあるオーダーコットンパンツ。 ウールには出せない固くスポーティな質感はコットンならではのもの。誂えたものだからこそ出来るストンと落ちた美しいシルエットから色違いでの複数ご購入も多いアイテムです。私自身もオフホワイト、カーキ、ネイビーとコーディネイトにより使い分けを...
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【素材に拘る】夏に使いたいシャツ生地。〜コットンやリネン、同じ繊維でも使い方で変わる件~
絡み織りコットン コットン100%でも織り方を工夫することで涼しく着用する事ができます。これはからみ織りといい、経糸を絡ませながら横糸を通していくのでメッシュ状になり、目の粗いザラっとした手触りで涼しげな印象を持たせます。肌との接地面も少なくなり、夏の汗ばむ気候に適した素材です...
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【生地の基礎知識】平織りと綾織りについて一考。どういう服を作りたいかで決めると楽しい。
オーダー品の魅力は、数多ある選択肢の中から着用されるシーンに合ったものをお作りいただけることにあります。 フルオーダーと同義であるビスポークが、対話を意味するBe spokenからきているのも、お客様との対話を通してでしかオーダー品が作り上げられないことに由来します。このシーンで...
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ノーネクタイのシャツは【3つの襟】〜レギュラーカラーだとチグハグに~
夏に近づくにつれ、スーツを着られていてもノーネクタイにされる方が増えてきます。会社によってはクールビズ期間が設定され、“ネクタイをしてはいけない”ところもあるくらいです。 ブラウンやベージュといったリラックス感のあるスーツを除いて、ネイビーやチャコールグレーといった一般的なビジネ...
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クレリックシャツのすゝめ。正式名称:Winchester shirt (ウィンチェスターシャツ) の歴史と特徴。
最近、オーダーいただく事の多いクレリックシャツ。 その特徴は身頃と衿とが別素材となり、コントラストの効いたデザイン。Google検索すると予測変換で“クレリックシャツ ダサい”なんてdisられる事もあり過小評価される事もありますが、それは誤解であり1800年代から続くクラシカルで...
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【フランスの美学】フィッシュマウスラペルはこういう形。〜ジャケットの衿型について〜
ジャケットの顔といえるVゾーンは、上衿と下衿 (ラペル) で構成されます。 最も一般的な形であるノッチドラペルに、ダブルブレストのピークドラペル、タキシードで用いられるショールカラー等、スーツやジャケットの種類によって様々な種類の襟が存在します。 本日は、フランスの美学ともいえる...
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【フルハンドメイドオーダー】新しいレーベルでのオーダースーツが始まります。
姫路のオーダースーツ店EGRETは、新しいレーベルでの受付をスタートさせます。 今まで九州の工房であるカスタムレーベルと、クラシコレーベルでは愛知県にある工房aldex (アルデックス) に仕立てをお願いしておりました。ベースの有型からフルオーダーに近い補正範囲を持つ両工房ですが...
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【子供服】キッズのオーダーシャツは大切な記念日の一着に。
こっそりとひっそりとお受付しておりましたオーダーでの子供服、キッズオーダーシャツ。 店頭サンプルを作ってみました。 何でもかんでも、“可愛い”という月並みな形容詞を言うのは苦手なのですが、、、 可愛いです (笑) あくまでキッズシャツはパターンオーダーなのでベースがあり縦横寸...
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【最大29cm】足の大きなお客様にも高級靴を。実は自分が思うより足のサイズは小さい件
足のサイズはいくつくらいですか?とお聞きすると実際よりもかなり大きなサイズを言われることが度々あります。スニーカーの緩いサイズ感に慣れられている方であったり、もともと大きめサイズの靴が好きな方は多いです。 革靴の基本のフィット感でいうならば、お好みこそあれ、靴紐を解かずに着脱でき...
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【パンツの小ネタ】足を長く見せるパンツに必要なのは、実は●●部分を絞ること!
オーダーを承る際に、度々頂くリクエストで“裾をかなり狭くしてほしい”というものがあります。 アパレル用語で裾の狭いパンツをテーパードシルエットといいます。 このリクエストは20・30代前半のお客様に多いのですが、足を長く見せようと考えて裾を絞ることは効果が小さいことはあまり知...
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【新型デザイン作成中】1stサンプルをこっそり紹介。展開は恐らく9月頃?
オーダースーツEGRETは、お客様に常にワクワクしていただけるよう、既存商品のレベルアップはもとより、商品企画にも力を入れています。 展開は秋ごろになりそうですが、新型デザインパターンの1stサンプルが仕上がってきたのでこっそりご紹介します。こっそりです。 先日、当店のクラシ...
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【革の工房見学】姫路黒桟革 (ひめじくろざんがわ) の坂本商店へ行ってきました。
先週のオーダーシューズフェアにお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。 ご対応までお待ちいただく方もいらっしゃり、いつも以上の来店数でしたが、顧客様には特別なレザーであったり、ご新規のお客様にもとっておきの一足をご用命いただいたり、洋服における靴の重要度を再認識した2日...
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【コットン vs ウール】人気のベージュ色スーツの素材はどれが良いのか?比較してメリット・デメリットを紹介
春に近付き、気温が高くなってくるとオーダーする方が増えてくる薄い色のスーツやジャケット。 特にベージュは、肌馴染みが良い事もあり選ばれる方が特に多いお色味です。 本日は人気のベージュ色のスーツ・ジャケットを作る上でのポイントについて詳しく解説していきます。 ベージュスーツにご興味...
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【筋トレ】マッチョ体型のお客様のオーダースーツの修正・補正について
“スーツがオーダーできる店”と一言でいっても、得意な事、出来る事、出来ない事は様々です。 週末ご来店いただいたお客様の内2人がトレーニング好きで、胸とお腹周りの寸法差が22cm以上 (一般的な方は10cm程度) の所謂マッチョ体型でした。伸縮性のあるタンクトップ、Tシャツが間違い...
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イタリア伝統の手縫いボタンホールをご紹介。クラシコ好きな方にお勧めです。
スーツを縫製する上で、手縫いかミシンかでスーツの仕上がり方は変わってきます。手で仕上げると柔らかく丸くなりますし、ミシンで仕上げると直線的で均一になりやすいです。 アームホールや襟等、曲線しかない箇所は特に手縫いの良さが伝わりやすい部分。反対に直線に近いスラックスの足筒部分はミシ...
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【ディティール信奉】なんちゃって総毛芯 (そうけじん) 仕立てのスーツをご存じですか?
オーダースーツに詳しくなってくると、よく聞く専門用語に“総毛芯”という物があります。フルキャンバスとも呼ばれる仕立て方法ですが、実は名前ばかりが先行してディティール信奉になり、中身が伴っていないケースが多くみられます。 本日は総毛芯や、それとよく対比される接着芯。総毛芯と言いなが...
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ガラスレザーのケアにはコードバン (馬のお尻革) 用クリーム【M.MOWBRAY モゥブレィ】
ガラスレザーという革を聞いたことがありますか? 名前自体は知らずとも、一度は目にした事がある革だと思いますので、特徴とお手入れ方法についてご紹介をしていきます。 ガラスレザーは、最も有名な国産靴メーカーであるリーガルが得意としている革であり、表面に樹脂状の膜を作ることで、...
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2021年も姫路のオーダースーツ店、EGRETをありがとうございました。〜ブログアクセスランキングで振り返り〜
本日、12月29日が2021年最終営業日のブログは、今年作った物で一番気に入っているゼニアのスーツをサムネイルにしてお送りしていきます。 今年もビジネス用のスーツから、結婚式のタキシード 、カジュアルジャケットやシャツ等、たくさんの方のお洋服に携えたこと大変感謝しております。たか...
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来年の春夏生地の仕入れが完了しました。最後はフォックスブラザーズ・ハリソンズ代理店。
姫路のオーダースーツ店EGRETでございます。 オーダーの世界では、次シーズンの生地は約半年前に仕入れを行います。生地サンプルを見せてもらう機関は11月から12月におこない、入荷はだいたい1月末から2月くらい。 生地サンプルは通常5cm角くらいなので、実際に仕上がる生地バンチより...
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【Q】5,000種類以上の生地の中からどうやって選ぶ? 【A】イメージしやすいツールがあります
オーダースーツは、フィッティング (サイズ感) × 縫製 ×生地 で構成されていますが、お客様がする最も重要な選択は“生地”ではないでしょうか。 一般的なスーツ店で数百種類の生地、当店では5000種類以上生地の数があります。全てご覧になられるお客様はいませんが、イメージに近い生地...
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冬に締めたくなるのは “素材感” のあるネクタイ。スーツに合わせて変えていくと楽しくなる。
ネクタイに限らず、スーツやシャツでもよく言うキーワードに“オールシーズン”というものがあります。 通年、何も気にせずに着用できるものは一見便利に思うかもしれませんが、当ブログを見てくださっている洋服好きの方からすれば厄介な言葉であったりします。 何にでも合うものは、逆にいうと何に...
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【礼服の流儀】●●があるとNG? 冠婚葬祭の黒スーツをプロが解説します。
『冠婚葬祭用の黒スーツが欲しい』 結婚式や式典といったフォーマルな場に着用するからこそ、ちゃんとしたオーダーをしようと当店でも大変よくいただくご依頼内容です。数えてみると、ブログを書いている現時点でもお渡し待ちの黒スーツが4着あったりします。 幅広いご年代の方にご依頼いただくこの...
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【クラシコ イタリア】2つの新モデルをご紹介 ~フィレンツェ・ナポリ~
クラシコ イタリア クラシコは、イタリアの格式高い伝統的なスタイルを指しており、クラシコを感じさせる柔らかな仕立ては、英国の鎧のようなスーツとは一線を画します。 どういったスーツを目指すかにもよりますが、空気を纏う美しいドレープのスーツはクラシコ イタリアそのものであり、お客様に...